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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第4章 蝕む身体 独りよがりの発情
それから、月曜日、火曜日と、いつもどおり仕事をして家に帰る日々が過ぎていく。
そんな中、夜1人ベッドに入り眠ろうとすると、あの夜の記憶が蘇って止まらなくなる。男性の太く長い指、たくましい腕。獣のように貪る口づけ。それに、強烈な快感…。

あのような、身体がどうにかなってしまうほどの快感を、私は今まで感じたことがあっただろうか?…ない。絶対にない。夫とのセックスも、独身時代の数人の男性との経験も、快楽というよりは、愛されている実感、抱きしめられて1つになった幸せが大きく、セックスというものに狂うほどの快楽はない、と思っていた。
アダルトビデオなどで見るような快楽は、すべて作り物。そう思っていた。実際に体験するまでは。

今ならわかる。ビデオやコミック、小説見たような、セックスで快楽を貪り、淫乱と呼ばれてもなお男性を求めてしまう女性の気持ちが…。

あれは作品の中だけの作り物ではない。現実にも狂うほど強烈なセックスは存在し、私はそれを体感してしまったんだ。しかも、男性の手指だけで…。
もう何年もセックスをしていないせいか、セックスの感覚や男性のペニスというものをうまく思い出せない。

もし、あのままペニスを挿入されていたら…?拘束され絶頂を迎えた上、さらに男性に抱かれたら…?想像もつかない。本当に想像がつかないのだ。

そこまで考えて、やっと我に返る。私には夫がいるのに、そんなの許されるわけがない。あんな体験は、早く忘れてしまわないといけない。
必死で忘れようとするうち、眠りに落ちた。
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