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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第4章 蝕む身体 独りよがりの発情
朝。ピピピピと何度も鳴り響く目覚まし時計を止めて目覚める。いつもどおりの、木曜日の朝7時。まだ目覚めきっていないけだるい身体をむりやり起こし、出勤の服に着替えるためパジャマを脱ぐ。スウェットのズボンを下ろし、もう何年も愛用している寝間着用のゆったりしたロンTも両腕を上げて脱ぐ。湿った暑さで、身体が汗ばんでベタベタする。

クローゼットの中の引き出しから、ごく薄いピンク色の生地に白や赤の大きな花の刺繍が散りばめられたブラジャーを取り出し、身に着けようとする。

その時、カップのワイヤー部分がふいに左の乳房の先端をかすめた。その瞬間、全身に痺れるような感覚が走り、足元から力が抜けその場に座り込んでしまった。

右手が、自然と乳房へ伸びる。軽く揉みながらおそるおそる乳首に触れてみると、鋭い快感が走り、思わず顔を歪める。中指と親指で乳首を挟み込むようにし、ゆっくりと力を強めると、快感が全身に充満する。
「……っ!!」

乳房を揉みほぐすほどに下半身の熱さが増す。身体中の熱がすごい勢いで下半身へと集まっているような感覚に陥る。
私、乳首でこんなに感じる身体だった…?
あのとき男性にされた快楽を身体が覚えていて、こんなにも、感じるようになってしまった…?

親指で乳首を軽く上下に擦ると、焦れったいようなくすぐったさを感じ、脚がよじれる。我慢できずに先端をまた強くつまむと、身体の芯が震えるような快楽を感じ、動けなくなる。
硬くそそり立った自分の乳首を見ると、恥ずかしさがこみ上げてきてたまらなくなる。ツンと立ち上がりコリコリとした乳首を転がす。身体がぴくぴくと反応して、息が荒くなる。喉の奥から恥ずかしい声が今にも漏れ出てしまいそう…

「怜香―?まだ寝てるのか?遅刻するぞ、大丈夫か?」

リビングから夫の呼ぶ声がし、はっと我に返る。一体、私は何を…?
乱れた息を整え、慌ててブラジャーを着ける。首元にレースがついたクリーム色のYシャツのボタンを留め、近くにあった紺色のプリーツスカートを急いで履く。
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