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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第5章 青黒い部屋 淫蕩の血
「脚を、開いて。」

正座の姿勢を崩し、言われるがまま脚をM字に開く。左脚の太股と脛の動きを封じるように、縄を巻きつけられていく。
縛りの動作で冬木が接近する度に、締め付けられた胸の奥が高鳴り、恥ずかしくてうつむいてしまう。無表情のまま、慣れた手つきで縄を操る冬木は、Signalにいたときとはまったく別人のように見える。

同じように右足も固定され、両脚を開いたまま動けなくなってしまった。
股を広げた屈辱的なその格好は、まるで捕らわれた赤子のようで、両手両足の動きを封じられた私にはもう為す術がなかった。非情に巻き付く縄の感触から、逃げられない。

私の身体に残った最後の砦、レースがついたラベンダー色のパンティは、今この場所ではその可憐さを完全に失っていた。パンティの中から漏れ出た液体が、クロッチの部分に濃い染みを作っている。
どうしてこんなに薄い色のパンティを履いてきてしまったんだろう。せめて黒とか、染みがわかりにくい濃い色だったらもっとマシだったのに。こんなに、恥ずかしくないのに…。
パンティの中で海のように漏れ出ている液体を、冬木に気づかれるのではないか…いやだ、恥ずかしい…

縛られた脚の太股や膝を、背後から、壊れ物を扱うかのようにそっと撫でられる。

「……っ…ふ…」
締め付けられ緊張した脚に優しい刺激を与えられ、皮膚が疼く。普通、こんな風に触られたらくすぐったいはずなのに。与えられる刺激が、すべて快楽へと変換されてゆく…。

冬木が取り出したのは、白色のボディに丸い頭のついた電動マッサージ器だった。サイズが小さめなので、玩具として作られたもののようだ…。
開いたままの脚の間に、丸い頭をあてがわれる。火照った下半身に、器具が冷たい。
身体は、異物をあてがわれることを今か今かと待っていたかのように、大きく反応した。

「…んっ…な、なに…」
ブブブブ、ブーン、ブーン…
冬木がスイッチを入れると、冷たい機械が股の間で容赦なく暴れだす。

「ぁっ…」
パンティに触れるか触れないかの距離で、機械を当てられる。ビリビリとした電気のような刺激が布越しのクリトリスに走る。もどかしくて、声を噛み殺す。
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