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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第5章 青黒い部屋 淫蕩の血
「……ぅあっ…!!」
グッ、と指を奥まで進められ、上半身が飛び跳ねる。ゆっくりと抜き差しをくり返され、次々やってくる快楽の刺激に、声にならない声をあげた。
縄で吊られた右脚をいくら動かしても、左右にゆらゆらと揺れるだけ。左脚は動かせないよう折りたたまれて縛られたままなのでまったく動かせず、露出した陰部を隠すことなどできない。
逃げようともがいても、ただ体力を消耗するだけ。あきらめて為す術もなく、無残に与えられる快楽に身をまかせるしかない。
その時、奥深くの壁を突き上げられる感触がした。
熱い。
下半身に、生温かいお湯をかけられたような感じがする。
「吹いたな。たくさん。」
「な、に…」
冬木様の指先から液体が滴り、床に水飛沫のようなものが飛び散っている。何が起きたのか確認したくても、脚を拘束されているため上半身を起こせず、よく見えない。
熱いものをかけられたのではなく、私が、自分で吹いてしまったもの…?信じられない。性器が、じんわりと熱い。
「まだ、欲しいか?怜香。」
吊られた脚をゆっくり下に降ろされ、両脚の拘束を解かれる。私を拘束していた縄が、乱暴に床へと放られた。
足首から脛、太ももの肌には紅くでこぼこした痕跡が絡みつくようにいくつも走り、縄痕としてくっきりと残っていた。冬木様の手によって残された、行為の痕が。
グッ、と指を奥まで進められ、上半身が飛び跳ねる。ゆっくりと抜き差しをくり返され、次々やってくる快楽の刺激に、声にならない声をあげた。
縄で吊られた右脚をいくら動かしても、左右にゆらゆらと揺れるだけ。左脚は動かせないよう折りたたまれて縛られたままなのでまったく動かせず、露出した陰部を隠すことなどできない。
逃げようともがいても、ただ体力を消耗するだけ。あきらめて為す術もなく、無残に与えられる快楽に身をまかせるしかない。
その時、奥深くの壁を突き上げられる感触がした。
熱い。
下半身に、生温かいお湯をかけられたような感じがする。
「吹いたな。たくさん。」
「な、に…」
冬木様の指先から液体が滴り、床に水飛沫のようなものが飛び散っている。何が起きたのか確認したくても、脚を拘束されているため上半身を起こせず、よく見えない。
熱いものをかけられたのではなく、私が、自分で吹いてしまったもの…?信じられない。性器が、じんわりと熱い。
「まだ、欲しいか?怜香。」
吊られた脚をゆっくり下に降ろされ、両脚の拘束を解かれる。私を拘束していた縄が、乱暴に床へと放られた。
足首から脛、太ももの肌には紅くでこぼこした痕跡が絡みつくようにいくつも走り、縄痕としてくっきりと残っていた。冬木様の手によって残された、行為の痕が。