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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第7章 内側からの崩壊
「何故、こんなに硬くしている。」
縄で押さえられ張りつめた乳房の先端は勃起して尖り、普段の薄いピンク色から赤黒い色に変色し、通常とはかけ離れた状態になっている。
変わり果てた卑しい性器を指摘され、この期に及んで私はまだ恥ずかしいと感じてしまう。

「これで挟んで、押さえておく必要がある。」
壁際のキャビネットから取り出されたのは、2つのヘアクリップのようなもの。丸い形をしたチャームがそれぞれつけられていて、クリップの側面には小さなネジのようなものが見える。

「うっ…」
乳房を軽く掴まれたと思うと、右の乳頭をクリップで挟み込まれる。
「あっ……!くぅ…」
ネジを調節し、痛みと快感の狭間に当たる場所で固定される。左の乳頭も、同じように。
2つの硬いクリップは、挟み込んだ乳首へ、絶え間なく快感の刺激を与える。

「はっ……!」
上半身を動かすと、クリップにぶら下がったチャームも同時に揺れる。敏感な乳首の先端を四方八方へ振り回し、更に強い刺激を与えられる。

「……っっ…」
後ろで縛られた両手は使い物にならない。諦めてじっと動かないようにしてみても、乳頭を挟み続けるクリップの力は変わらない。このままじわじわと嬲り殺されてしまったら、私は…。

懇願するように冬木様を見つめるも、あの恐ろしく無情な顔で見下ろされるだけ。
体勢を変えようと少しでも身体を動かす度にチャームが揺れ、新しい刺激で乳首を締め付ける。

「はぁ、はぁ……」
私は、快楽の息をみっともなく吐き出すだけの動物になってしまった。
もう、耐えられない。なのに、快楽が襲ってくる。乳房が燃えるように、熱い…。
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