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第7章 内側からの崩壊

無防備にしていた左右の足首に、黒い革でできた冷たい足枷をはめられる。
両脚の間で濡れそぼり貼り付いていたパンティはいつの間にか剥ぎ取られ、無残にも床に棄てられていた。
足枷の横にある小さなリングに、長さのある金属製の細い棒を通され、両脚を大きく開いた格好で固定される。

「見せてみろ、クリトリスを。」
ぐっしょりと濡れた両脚を大きく開かれ、否応なしに秘部を露わにされる。みっともない雌の秘部を見られるのが恥ずかしくて、両手で顔を塞ぎたいのに、その願いは叶わない。

「こんなに大きくなって、上の方に出てきている。」
恐る恐る下半身に目をやると、透明な粘液の中に埋まるようにして、赤く膨れ上がった陰核が見える。これが私のクリトリスだなんて到底信じられない。

乳房の先端と、クリトリス。2つの性器を獣のように勃起させ、性的興奮を露わにする私という生き物は、雄なのか雌なのかもう性別すらもわからない。

クチュ、と粘液の海を掻き分けるように、男性の太い指でなぞられ、全身がわななく。

「ひぃ…っ！！」
そのまま一気に奥の方を捕らえられると、快感の衝撃に身体が弓なりになり、ひくつく。
今日も私は、見えない鎖で動かされる飼育動物のようで。冬木様から与えられる性感によって、私の意思とは関係なく、身体が勝手に動く。