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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第8章 得体の知れない生き物
バタッ…ドタドタ…
「れ―いかー?」
突然、足音がしたと思うと、脱衣所まで真仁が転がり込んできた。
「高山と久しぶりに会ったら、ちょっとのつもりが飲みすぎちゃってさぁ…わかるかー?僕と同じ研究室だった奴。なんだか妙に濃い梅サワーが出てきて…」
「ちょっと、大丈夫?飲み過ぎじゃない?」
真仁は、バスルームの扉のすぐ横にある洗面台にもたれて気分悪そうにしている。扉越しによろよろと動く真仁がうっすらと見える。
まずい。身体が一気に冷えていく。酔った夫は、どんな突飛な行動をするかわからない。もしいきなり扉を開けられ、身体に刻まれた赤い痕を見られてしまったら…
「本当に、大丈夫?水、飲んだほうがいいんじゃない…?」
「うわー…だめだ、気持ち悪い…早く寝ないと…」
バスルームから恐る恐る声をかけると、ふらふらしながら真仁は脱衣所から出て行った。ほっと胸をなでおろす。シャワーを終え身体を拭いたところで、着替えの服をクローゼットから持ってくるのを忘れていたことに気づく。
胸元から下にバスタオルを巻いてバスルームから出ると、寝室に行ったはずの真仁が、リビングにいた。
「れ―いかー?」
突然、足音がしたと思うと、脱衣所まで真仁が転がり込んできた。
「高山と久しぶりに会ったら、ちょっとのつもりが飲みすぎちゃってさぁ…わかるかー?僕と同じ研究室だった奴。なんだか妙に濃い梅サワーが出てきて…」
「ちょっと、大丈夫?飲み過ぎじゃない?」
真仁は、バスルームの扉のすぐ横にある洗面台にもたれて気分悪そうにしている。扉越しによろよろと動く真仁がうっすらと見える。
まずい。身体が一気に冷えていく。酔った夫は、どんな突飛な行動をするかわからない。もしいきなり扉を開けられ、身体に刻まれた赤い痕を見られてしまったら…
「本当に、大丈夫?水、飲んだほうがいいんじゃない…?」
「うわー…だめだ、気持ち悪い…早く寝ないと…」
バスルームから恐る恐る声をかけると、ふらふらしながら真仁は脱衣所から出て行った。ほっと胸をなでおろす。シャワーを終え身体を拭いたところで、着替えの服をクローゼットから持ってくるのを忘れていたことに気づく。
胸元から下にバスタオルを巻いてバスルームから出ると、寝室に行ったはずの真仁が、リビングにいた。