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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第8章 得体の知れない生き物
「あれー、怜香、もう出たのー?」
心臓が高鳴り、頭が一瞬ぐらつく。もし近づかれて、縄痕に気づかれてしまったら。
窓際の物干しスタンドへ、平静を装いながらも最大限急いで向かう。かかっていたTシャツを掴んだものの、ハンガーに引っかかってしまい、慌てて強く取ろうとしたためさらに複雑に絡んでしまい、取れない。
なんで…こんなときに限って…焦れば焦るほど手元も狂い、引っ掛かりが外れない。

「なあー、ポカリスエットってなかったっけー?」
真仁が正面からこちらへ向かってくる。早く、早く肌を隠さないと…
なんとかハンガーからTシャツをむしり取り、すぐに着る。…大丈夫、二の腕の痕は服の下にあるから見えないし、首元は髪で隠れてる。

「ポカリスエットなら、戸棚の下に置いてあるけど…」
平静を装いかすれた声で返答したものの、聞こえているのかいないのか、真仁はよろめきながら寝室へ入って行った。
注意深く急いで髪を乾かし、私も自分の寝室へ向かう。
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