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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第11章 堕落への恐怖
「いってらっしゃい、気をつけて。私は、今日はピアノのレッスンで教室にこもっているかもしれないから。」
「今日もレッスンか。頑張ってるな。じゃあ、行ってくるよ。」

土曜日の午前中。
休日出勤の夫を見送り、食事の支度をはじめる。夫は、夜まで戻らないだろう。
私は、ピアノの音楽教室へ通いはじめた。もう何年もまともに鍵盤に触れていなかったから、かなり腕が鈍っている。今またピアノをはじめようと思ったのは、もう一度レッスンをして難易度の高い曲を弾けるようになりたかったのと、冬木様が弾いていた曲を、弾きこなせるようになりたかったから。

教室には、自由に練習できるピアノルームや、他の生徒と交流できるラウンジ、音楽関係の本や楽譜が並ぶ学習スペースなどがあり、長い時間滞在できる。
だが、今日はピアノのレッスン日ではない。私は真昼間から、あの場所へ向かう。

買っておいた材料で、野菜やタマゴなど色とりどりの具材を挟んだサンドイッチとサラダを作る。
真仁の好きな、オニオンの甘味が強いツナサンドは多めに作っておく。3分の1を自分で食べ、残りはラップをかけて冷蔵庫へ入れる。

片付けをしていると、スマホが振動した。冬木様からのメッセージだった。
『13時に、N駅の喫茶店前で。』
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