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ヒミツクラブ
第16章 クラブの男達【エロほぼ無し】
拓哉は一度電話を切って静を見る…

拓哉「アイツに連絡してみなよ?多分繋がらない…大した会社じゃないからな…2分有れば充分!」

静は震える手で慌てて連絡を入れてた…が電波の届かない所に…呆然として携帯を落とした…が拓哉の次の言葉に心底恐怖した…
また携帯をタップして静を見て…
 
拓哉「次は静の親父の所…か流石に今日には無理だな…元クラブ上層部の一員だからな…まぁ明日明後日には…逮捕か行方不明になるだろう…さて残るは静だけど…」

瞳は恐怖に顔歪めて…

瞳「た、拓哉…ち、ちょっと!待って!お願いよ?」

拓哉「はぁ?瞳を泣かせてクラブをコケにされて待って?無いな?容赦はしない!!草の根一本も残さない!まぁ一応一般社員は助けてあげるよ…俺は優しいからね?」

瞳「わ、私はこの子が哀れで!ねぇ!お願いよ!止めて!拓哉!」

そんな悲痛な叫びが聞こえる部屋にバタンと入って来て拓哉の頭を思いっきり拳骨で殴る人間…

拓哉「イッテェ!!何すんだ?あんたに今は用は無い!!」

誠「黙れ!!このクソボケ!!暴走するなとあれほど言って置いただろうが!!わざわざ俺の手を煩わせやがって周りが動揺してるだろうが!!」

拓哉「ケッ!そんな程度で動揺?役に立たねえ…で?」

誠は拓哉をひと睨みして1人掛けのソファーに座って瞳を見る…

誠「瞳…久しぶり?この間はありがとう!ごめんね?焦る瞳の声なんて初めて聞いたよ…クスクス…」

瞳「……ま、誠…はぁ…そう言う事?」

誠「…まぁ…それは置いといて…瞳の隣の静をどうにかしないとね…放心?いや!」

誠は静の頬を容赦無くパンパンと叩いて正気に戻す…

誠「静!ちゃんと聞きな?返事は?」

静は震えながら小さく…

静「…は、い…」

誠「瞳…悪いけど静に飲み物用意してやってくれる?ついでに俺もコーヒー…ああ!このバカには雑巾の絞り汁を…」

拓哉「……邪魔しやがって!!瞳!俺もコーヒー!濃いやつ!」

瞳「クスクス…はい…ちょっと待ってて…」

誠「ここの警戒レベルをREDに引き上げてある…拓哉…動いたぞ?」

拓哉はニヤリ…

拓哉「……携帯は?」

誠「使えない…それよりも…」

誠は静に眼をやる…

拓哉「……手に負えない…」

誠「クスクス…珍しいな…クスクス」

拓哉「ふん……あっ!瞳!ありがとう!」
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