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第16章 クラブの男達【エロほぼ無し】

「静の親父さんもこのクラブを運営する経済界の重鎮の1人他にも世界を動かしている人達が未来ある若者で優秀な人材を集め育てて次代を担う事を願ってクラブを創設した…ただセックスをする場じゃ無いんだ…セックスさせてるのもちゃんと意味がある…クラブでは男女共にクラブ以外で彼氏彼女を作る事を規制していない…クラブ内は許して無いけどね…俺もクラブ在籍中に彼女がいた…今もその人と一緒に居る…他にも…隣の瞳もクラブの元顧問だ…近々結婚だって知ってるよね？その彼も当然ここに瞳が在籍してたのを承知で交際して結婚すると決めた…例えば今の静のようにこのクラブに在籍して交際する…それを静の彼のような人間がそれを知ったら彼は大喜びする…それほどこのクラブは実績と権威を備えている…そしてこのクラブで磨かれた女性は1人も欠ける事無く愛した人と最後まで添い遂げられるようクラブが裏でサポートしている…だからクラブは交際してる男性がならず者だったり女性をただ利用するだけの人間だったらその人間を秘密裏にクラブの女性と別れるよう動いて見合う男性をわからないよう接近させる…まぁ…一種のお見合いみたいなもの…今の静はこれらのどれ１つ理解しようとはしていない…ただ好きな人と一緒に慣れたからそれを直ぐに形にして満足したいだけ…そんな人間をサポートするほどこのクラブは甘く無いんだ…クラブで相手する人間も見ていない…ちゃんと見ていたらそんな考えにはならないからね…ただの生徒って見下して居る…勿論男性メンバーの達也と徹もそれを承知している…最近何故…達也達が静を抱かないのか…それは自分達に抱かれるレベルに居ないと判断されたから…拓哉がツキイチで相手するのは静がどう変わったかを確認する為…それさえも静は気がついて居ない…拓哉が何度も警告をしたはずだよ…それも生徒の言う事と見下して今この事態になって彼も静の親父もそして周りの人達も大変な事になっている…ホントはこんな事はクラブでは絶対に許さない！さっきの拓哉の判断は正当なもの…静の彼の会社は倒産寸前…回避したかったらここに来るように連絡が言った…これを引き起こしたのが静だと知って彼はどうすると思う？」

静「…そ、そんな…いや！いや〜！！」

拓哉「うるさい！！黙れ！！」

ビクっとして動きを止めて拓哉を見る…