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第16章 クラブの男達【エロほぼ無し】

拓哉「まぁ頑張ってください…全て話さないと意味はありませんよ…次は本当に貴方の人生事消えるまでやりますから…嘘偽りは通用しない事はお分かり頂けると嬉しいです…クスクス．では…」

拓哉と誠が立つと司も立って頭を下げて見送る2人は部屋を出ると瞳が待っていて拓哉に飛び付いて頬にキスをする…

拓哉「ちょっひ、瞳？」

瞳「拓哉！！ありがとう！誠もホント最高のタイミングで！美香ちゃんが羨ましいわ！」

誠「クスクス…そりゃどうも…まだ残ってるからそろそろ拓哉解放してくれる？」

瞳に抱かれたままの拓哉を離した…拓哉はクスクス笑いながら少し待っててと言って静の親父が待つ部屋に拓哉だけ入って行く…

拓哉「さて…おバカな娘を持って大変ですね？貴方には会社を引退して頂きますよ？息子さんに譲って貰います…役員と貴方の息のかかった人間は排除します…宜しいですか？」

父「……ああ。それで済むなら…」

拓哉「賢明な判断です…それと今貴方方が画策していた首謀者は叩き潰してますので…その周りも全て排除させて貰いました…おかげで面倒事が一気に消えて助かりました…お礼に娘さんはこちらで預かって予定通りに結婚して頂きますので…そこに口出しは無用です…クラブ上層部から別途通達が出てますので貴方が余計な画策をしようとすれば娘さんごと処分しますので…そのつもりで…まぁ少し早いですが老後の余生を今まで蔑ろにされていた奥様と過ごして下さい！」

父「……司君と…？」

拓哉「貴方以上に賢明な人間でしたよ？条件を付けて今回は助けてやる事にしました…今頃静に土下座でもしてるんじゃないですか？クスクス…バカ娘相手にするのは疲れて少々イライラしてたんですけどね…息子さんは大丈夫かな？ダメだったら即切り捨てる事になりますよ？司ってのに任せるのも一興と思ってますから…相手を見誤るボケジジィ共よりは優秀な事を祈りますよ。まさかクラブ上層部の中にこれほどゴミが混ざってるとは…情け無い…日本も危なかった…あっ！そうそう…貴方の不正については資産の8割を没収して今回の損害の補填にしますのでよろしくお願いします…」

歯軋りが聞こえる様な顔で拓哉を睨んでいたが途中でガックリ項垂れて最後の言葉に色を失ってしまい座り込んでしまった…それを見て部屋を出る…