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第16章 クラブの男達【エロほぼ無し】

拓哉がそっとクラブに戻ると部屋から笑い声が聞こえる…モニタールームに行って様子見て頬を緩める…達也達の姿が無い…モニターを確認する館内にはいない…10分ほど潰して…ドアを開ける…

拓哉「誠さん…お待たせしました…摩耶、果奈楽しそうだね？クスクス」

摩耶「拓哉…ありがとう！」

果奈も同じ様にお礼を言う…摩耶を見てどうやら収まる所に収まったらしい…

誠「摩耶、果奈残り僅か頑張れ！それじゃな？拓哉行こう！」

拓哉は頷き2人にここで待つよう指示して拓哉の自室に入って…

拓哉「色々面倒をかけてすいません…あの2人どうでした？」

誠「ふっ！お見事！学園でも大変だろう？」

拓哉「見たいですね.…まぁやはり彼氏は作りませんでしたがそこだけどうしても無理がありますね？」

誠「……ああ…顧問連中は割り切るがやはり…な…メンバーで代役を務めるしか手はなかったし…これ以上は下手に動けばバランスが崩れてしまうからな…」

拓哉「…ええ…達也達はどう見ましたか？」

誠「やはり…甘さが抜けて無い…お前女性は凄く扱い上手いのに野郎はイマイチだな？クスクス…」

拓哉「苦手って言うより面倒くさい…努力は認めるけど…やっぱり…足りない…叩けばそれなりですけどね…だから最近はここに居ないようにしてますよ…責任負わせて…」

誠「…あとはさっき言った通り上層部から締め上げろよ…半年も有れば有能なリーダーになる…問題はお前だな…居れば頼る…まぁそれは女性たちも一緒だから…」

拓哉「でも思った以上に上手く行ってると今のところはそう判断してますよ…」

誠「それは同感だ…早くに連れて来て叩き上げたからな…一年はもっと上手く行きそうな感じだな？」

拓哉「ああ…最初は大変でしたよ…特に類が…傲慢、自信過剰…この二つに凝り固まってましたから…叩き潰してやりましたが…」

誠「…拓哉…あとは出来るだけ…会わないようにして必要な事は例の場所に…アレも卒業したら一度は何とかしてやれよ？」

拓哉「ふっ…ほっといても勝手に自分で動きますよ…どうせ…」

誠「まぁな…それじゃ、俺は行く…警戒レベルは下げてある…学園の方は大丈夫だが外は気をつけて動けよ？逆恨みもされておかしくないからな…」

拓哉「もう危険な事はしませんよ…優也に多少仕事を振る程度だし…問題が起こったら分かりませんけど…」