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ヒミツクラブ
第17章 新任顧問三上萌【就任副顧問】
達也「そう言えば萌茶道もしてたよね?抹茶も好き?」

萌「えっ?あっ!ええ…大学の時にね…一時期やってたわ…」

達也「じゃあ…立ててあげようかな…」

達也は拓哉に飲み物系はほぼ全てを教わって居た…当然拓哉は誠に…
席を立って略式のお茶のセットを用意して鉄の瓶の中に熱湯を注いでトレーに全てを乗せテーブルに…

萌「これ…」

達也「クスクス…びっくりした?まぁ略式だけど…このお抹茶数万円するから…それなりに出来るから感想聞かせて欲しいかな…」

そう言って達也は小さな和三盆のお菓子をひとつ私の前に置いてお抹茶を数杯碗に入れて鉄瓶に差し水を差してその中から杓子でお湯をすくい碗に少しづつ注いで茶筅でお抹茶をたてて行き出来上がったそれを前に置いてくれた…

達也「どうぞ…」

和菓子食べたあとそれを両手で持って軽く回してから口に運ぶと今まで飲んだことのない凄く美味しいお抹茶で口に含むと鼻腔にお茶の匂いが抜けて先程食べた和菓子と抹茶のそれが重なって…

萌「はぁ…結構なお手前でした…」

飲み干してそう言うと…

達也「クスクス…そんな事初めて言われた…拓哉さんはもっと上手いよ…あっ!徹も出来るから…一年は無理だけど…リクエストしたら入れてくれる…お薄でも濃茶でも…勿論俺もね…飲み物はお酒以外何でもあるから…類はコーヒー入れるの中々だよ…仁はコーヒー、紅茶も大丈夫…」

萌「…わかったわ…でもこれもだけど…さっきの紅茶も凄く美味しかった…」

達也「クスクス…朝は俺がコーヒー入れてあげるよ…そっちも美味しいから…パンにしたから出来立てだしバターも最高のだから…他も一流品ばっかりだよ…」

萌「……何でそんな物を…」

達也「うーん…これは長くなるからまた…時間ある時にね…拓哉さんの考えらしいけど…簡単に言うとここでその日の相手と多少こうやって会話してから移動するんだけど…その時の緊張とかを多少でも和らげる為…人間美味しい物を飲み食いしてたらケンカにはならない…って曰く会社とかでの会食で美味しい物を食べながらするそれはちゃんと意味があるからって…」

萌は色々と驚きの連続だった…目の前の子は間違いなく高校生の域を超えている…一体どれだけの…ここでの恋愛が禁止されている理由もこれにあるのかもしれない…
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