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第18章 進路【拓哉、優也、麻耶、果奈】

果奈は別の国立大学を希望していて自らの向上に努めていたが勉強はそれなりにやって来た…拓哉達に報告した時に両親や諸々の事情もあってその大学を受験することにした…

そして果奈には…去年卒業した先輩から幾度も交際をして欲しいと言われていた…今はそんな事は考えられないから卒業して返事をすると言う事で了承してもらっている…

同級生や後輩たちからも当然その手の告白はあったが全てスルーしていたがその先輩からのアプローチなどに心を動かす自分に気が付いて拓哉にも相談した…当然拓哉はその男性を調べて優秀で人間的にも問題ないと思い果奈には自身の判断に任せるけど大学でもセックスは無くてもそれなりのプログラムが設定されて居るからそれを踏まえてからの返事にしても遅くはないとアドバイスした…

結果…その男性の居る大学に進学することに決め付き合うかはそれ次第にしようと思っている。

拓哉達から時間的に余裕を貰った事で果奈はその男性と数回デートもした…その時も大人の対応だったが…

摩耶も誠に執着しての選択ならそこには行かせないようにするつもりだったが恋愛感情ではなく誠の彼女の美香の誘いや大学で専攻する分野も自分に適していると言う…そんな考えならばと拓哉は黙って勉強に力を入れてもらう…

優也は志保の居る関西の大学進学を希望してそれには勉強もさほど問題は無く向こうの生活も両親の援助などで問題無く向こうに行く事が決まっている…

今も月に1回から二回は必ず志保に会いに行っている…志保も夏休みなどの大型連休にはこちらに来て優也とデートなどをしていてた。

梨花は拓哉の事以外目に入らないほどに拓哉に狂っていたが大学では才女と評価がうなぎ登りで夏休みに拓哉を怒らせた事で深い反省と後悔をしていたが…裏で誠が手を回してくれ元のように内密に逢瀬することができる…大学に拓哉が進学したら関係を時期を見てオープンにしても良いと拓哉自身からそう言われて泣きに泣いた…

身体の関係は月に1回あるかないか…だったが…

優香もエステ関連の仕事から手を引いてクラブの顧問も拓哉の指示で卒業となったが玲二からプロポーズされ夏休み中にその返事をしたあと来年中には結婚して欲しいと今それぞれの両親や今後の事について打ち合わせをしているところだった…