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第21章 愛　愛美　萌【悶絶絶頂】

萌「えっ？あっ！」

拓哉「クスクス…それで良いよ…春から瞳と優香が順番に結婚するの知ってる？」

それに頷き…

拓哉「萌にも当然招待が来る…本来ならここがあるから欠席になるんだけど…両方とも出席出来るよう手配してあるから…見ておいで…」

萌は何故こんな話が唐突に出るのか頭に？？が浮かぶ…

拓哉「クスクス…だから…そこで良い男捕まえておいでって言ってる…今の萌に足りないもの…好きな人…もしくは将来の旦那さん…になりそうな相手…当然クラブのことは言えないけど…2人の式に招待される男性なら後々分かっても大喜びするだけで萌に負い目なんて無いから…クスクス…そろそろクラブじゃあない男性に目を向け無いとね？前に進む為に！達也達からも言われたろ？」

何度も聞かれたがその度に首を振っていた…

萌「…仕事もまだ…」

拓哉「クス…それ…逃げてるって分かってるよね？ここに在籍する以上そんな逃げは許さないよ？仕事とプライベートは全くの別！萌の場合はプライベート、仕事、クラブで三つをそれぞれに考えて動いて当然！教師でしょ？達也達も真希達もみんなプライベートと学業とクラブそれぞれ自分でやってるよ？なのに萌は出来ない？生徒がやれて…手本である教師が出来ないってそれをやっている生徒に言ってて恥ずかしくない？」

萌は痛いところをズバリと指摘され俯向く…拓哉はすぐ手を出して顔を上げしばらくキスすると離して…

拓哉「萌…すぐに俯向くのはやめな！意味がないし…自身を卑下するマイナス思考になりやすいから…ダメな時ほど上を向いて毅然とした態度を…何も無理にとは言わないけど…それをプライベートや仕事を理由にして逃げるのはダメって言ってる…社交場に出て普通に色々な男性や女性と触れ合ってその中で好きな人…気になる人を見つけたら逃げずにちゃんと向き合う努力をして…でないとせっかくここで身体とプライベートを犠牲にしてる意味がないし選んだ達也達も浮かばれない…来年静が居なくなればもう1人ここに顧問として連れて来る…その時…萌のその態度で下手をすればその先生の人生が終わる…なんて事にもなりかねない…だから怖いのは重々承知！それでもクラブのメンバーは大丈夫でしょ？男を皆十把人柄にしないで個々に見て判断しな？萌が怖い、嫌だと思う前にダメな男はクラブが排除するから…安心して周りを見てクラブの副顧問としてちゃんと