この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ヒミツクラブ
第22章 クラブリーダー
女の子達は目を丸くして顔を見合わせる。

拓哉「あれ?知らないの?ああ…そっか君たちその類って奴がマジで好きなんだ?クス…頑張りな!」

その言葉を今度は相手が…

女の子「でも…もう彼女いて…」

拓哉「へぇ」

女の子達に聞くと丁寧に名前を教えてくれる…

拓哉「ふうん…趣味悪いな…その子…あっ!ごめんな?君たちも好きなんだよな?」

さっきとは打って変わりもう彼女いるからと何故か類の方が気になるらしい…

拓哉「ああ…俺の後輩にな…そいつを知ってる奴がいてさ…」

拓哉は言葉を濁して…

拓哉「それよりも君たちさっきの翔って奴見て無い?ちょっと用事があってさ…」

打ち合わせ通り変装した翔が向こうを歩いている…

拓哉「あっ!悪い!居たわ!」

女の子達の後ろを見てそう言えばすぐ振り返って少し首を傾げる…が知らないフリで名前は伏せて声を掛ける…

それに反応した…少しレトロな服を来て帽子を目深に被りパッと見はダサい高校生に見える…

近づいて来て…

翔「あの…拓哉さん?この子達は?」

拓哉「お前を探してたら近くに居たから聞いてたんだよ…編入手続き終わったのか?」

翔「ええ…ここなら安心して活動出来るみたいなんで…紹介してくれてありがとうございました。凄く俺には環境も合いそうです。」

拓哉「そっか…」

その話を聞いていた子達が恐る恐る…

女の子「あっ…あの…モッモデルの翔?」

その言葉に翔は顔を向けて…

翔「えっ?あっ…うん…」

変装を外し顔を見せて返事をする…

拓哉「翔…この子達は好きな子がいるってさ…まぁファンではあるらしいけど?お前彼女欲しいって嘆いてたのにな?クスクス…」

翔「えっ?そんな事こんなところで言わないでください…どうせ…名前に踊らされた子ばっかで…誰かいい子紹介してくださいよ?出来れば」

翔はそばで聞いていた子の1人を指して…

翔「こんな感じの子…あっごめん!」

とその子に謝って…

翔「あと口の硬い子…俺も恋くらいしたいから…」

拓哉「クスクス…モデルなんかやるからだ!おっと…君たちありがとう!」

翔「あっ!君たち何年?」

春から二年だと告げる…

翔「そっか…じゃあ…同級生か…春から宜しく!騒がないようにまた声を掛けて?じゃ…」
/1388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ