パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第22章 クラブリーダー

拓哉「それにネットも繋がっている…パソコンの下にルーターがあるからそこにパスとかが載ってる…携帯に繋いでおけ…パソコンはOSが入っているだけだ！自分で設定しろよ！あとエロ動画を見るなら…メールボックスにあるのを開いてそこにアクセスしな…安全性は保証する…それ以外の変なサイトは見るなよ？あはは」

そう言ってさっさと来たエレベーターに乗った…翔が深々と頭を下げている…

達也が調べた時には既に伏線を張っていた…そして思惑通り類に興味を失い…同時に彼女の周りが平穏になる…

達也は不審に思い拓哉に直接話しをしに部屋を訪れていた…

拓哉「類関係はまだ俺の管轄…お前に報告義務もない…調査した結果が全て…あそこはウソの報告は絶対しない！」

達也「……そうですか…でも…摩耶達に何か言いましたよね？」

拓哉「…知らん…」

達也「分かりました…」

拓哉「達也…頑張れよ！」

帰ろうと思って立つとそう言われた…

達也「勿論ですよ！二年後また会いたいので…」

拓哉「クスクス…まだそんな事言ってるのか？誠さんが泣くぞ？」

達也「これは絶対譲りません！それじゃ…」

達也は喋る気がない拓哉に幾ら詰め寄っても無駄な事は承知している…それに結果は自然類の周りに出て来る…

そう思って諦めて調査依頼だけ続行させていた…しばらくして報告書を見て嫌がらせがピタリと止まってその子達は類に興味を失っている…何故？と思うが平穏になった事で類もホッとしていた…

後日談

拓哉が卒業してモデルの翔が編入して来て類と仁に良く声を掛けて来た事もあり仲良くなったらしい…そして翔に例の女の子達が群がっていた。

そして…

翔「あの先輩！」

達也は校内で声をかけて来た方を見ると噂の翔が居た…

達也「ん？あっ！お前…翔？」

翔「はい…すいません！いきなり…」

達也「構わないけど…どうかしたのか？」

翔「…その…」

達也「ん？おっ！そうだ！ちょっと時間あるか？」

達也はあの件を思い出してそう声を掛けた…何故かもの凄い嬉しそうに頷き…

翔「大丈夫です…」

達也「ちょっと付き合ってくれ…」

そう言って行き道少し話しをしてどうやら仕事上中々友達も作るのが難しいから良さそうな人に声を掛けているらしい…