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ヒミツクラブ
第23章 【卒業】
拓哉「それとお前達には悪いとは思ったが正直に言う…お前達2人はクラブ内で実験のサンプルで今もこれからもずっと記録されて今後お前と真希の活躍次第でそれを元に新しいプログラムをクラブ内で創設することになっている…10年…2人の動向は隈なくチェックされて居るが何も気が付かないし日常の生活や諸々は絶対に邪魔しないし…余計なものはこっちで問題になる前に対処と排除をする…これを聞いてもまだクラブで頑張り真希と居るか?」

達也「当然でしょ?今更何を…」

拓哉「よし!お前はその覚悟があればいい…しかし真希は違うかもしれない…クラブでは別れる事になってもそこには関与しない…だから予めお前には話をする必要があった…真希と付き合うのならしっかりとあの子の精神的な成長を見てそれに気がつける男になれ!せっかく真希がベタ惚れなんだ…お前もそうだろうが…違う環境に行けばどんな人間も多少は変化する…後2年やり通してさっさと同棲に持ち込むんだな…クスクス…質問が無ければ…飯食うぞ?」

達也「まさかこれ話のにここに?」

拓哉「そう…お前に覚悟がなくクラブに害になるならここで終わりだったって事だ…お前はこのまま海外に行って別人になっていたな…日本には入国出来ないよう手配してあった…」

達也はゾッとした…

達也「あはは…相変わらず恐ろしいですね?」

拓哉「クスクス…当然…お前1人と先のあるメンバーとクラブを天秤に乗せればこうなる…誠さんが望み俺が協力して作り上げたクラブだ…そこをお前1人の為に危険に晒すわけねぇだろ?因みに誠さんも向こうで待機してるぜ?お前の事故死を報道する為に…クスクス…」

達也はガクッと肩を落とした。

達也「ひっ…ひでぇ!あんたら鬼か!」

拓哉「本人に言えよ!考えたのは俺だけどこれ実行しろって唆したの誠さんだぜ?」

拓哉が携帯を渡してくれた…出ると誠さんだった…

達也「誠さん!酷いじゃあないですか…俺そんなに情けなく見えてました?……えっ?だって今拓哉さんがそう言って…ええっ!」

拓哉を見て睨んで居るどうやら余計な事を言っているらしい…拓哉はさっさと携帯を取り上げて…

拓哉「何を出任せを言って…今更自分のせいにしないでくださいよ!。………ええ…そうです…クスクス…これで…ええ…分かりました…それじゃ…」

まだ睨む達也を…
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