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第23章 【卒業】

拓哉に連れられて着いた場所は誰でも知っている超一流企業だった…拓哉と車を降りて着いて行くと受付で社長の秘書に連絡して貰い自分の名前を告げて居た…受付嬢が少し疑いの目を向けて居たが連絡を入れて確認すると慌てて…返事をして…対応が変わり丁寧に説明してエレベーターまで案内してくれた…

拓哉「分かるか？受付の女…相当おバカだ…俺なら首にしてるってか採用しない…お前は？」

仁「自分もしません…うちの会社大丈夫かなぁ…」

拓哉「ダメだろう…下手すればここより悪い…」

と話して居ると最上階に着いてドアが開くと秘書が待って居て案内してくれる…社長室のプレートがある部屋をノックして入って行く…拓哉が秘書に…

拓哉「ありがとう…それと受付さっきの対応した子…ダメだな…会社の品位を落としてる…監視カメラ…あるだろう？それで俺達の対応した顔をアップにして見てみて？多分年齢や服装で相手を判断してる…この会社はそう言う人間にここに用事があって…来た人間にあの対応を教育してるの？人事で面接したバカ事どっかに飛ばしたら？今時顔で受付させるバカな会社に未来はない…それとも潰してみる?」

そう言って社長が聞いている前で秘書にそう言って社長の方を見て…

拓哉「お久しぶりです…今日はわざわざ時間を頂いてありがとうございます。まだ先の話しになりますがある会社の子なんですけど社長の面識があれば将来大いに役に立つと思って後輩を連れてきたんです。仮の名刺を持たせてますので…」

社長「ほう…そうですか…拓哉君の紹介となれば…無碍に出来ませんな？あはは…」

社長はわざわざ出て来て自身の名刺を出して仁に挨拶と共に渡してくれるのを礼儀に載って名刺の交換をした…

拓哉「ありがとうございます…秘書の方にもよければ…社会勉強ですので…」

そう言って控えて居る秘書にも受け取らせる…その後ソファーを勧められてしばらく歓談をして拓哉が…

拓哉「仁…この会社に来てお前が会った中で1番優秀な人間は誰に見える？」

仁「えっ…それは…」

社長はニコニコして構わないと言う…仁が素直に…

仁「エレベーターに迎えに来て頂いた秘書だと思います…」

拓哉「なんで？」

仁「エレベーターの前でも…こちらに来て拓哉さんの言葉にも真摯に聞いていたしその後自分達が話して居る間に…多分さっきの指摘をすぐ確認出来る段取りを取った