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ヒミツクラブ
第23章 【卒業】
拓哉「仁…同じ質問だ…この会社に入って来て…1番優秀な人は誰だった?」

仁「えっ?」

拓哉「クスクス…良いから答えて見ろ…自分の親の会社だろう?さっきまで見て居た会社よりは良く見えて居たはずだ…」

少し考え…

仁「…いませんでした…」

悔しそうに言った…

拓哉「クスクス…なんだよ…秘書とは言わないのか?」

仁「……」

拓哉「まぁ…正解だ…居なかった…何故か?分かるか?」

仁「雇う時にしている面接が杜撰だから…」

拓哉「クスクス…ちゃんと聞いてたな?そう…人間を見て面接していない…だから伸びしろが無く…不景気になれば一気に傾く…だがここだけの話じゃない…大抵このレベルの会社は似たり寄ったりでどんぐりの背比べだ…そこにつけ込んで良いところどりをして掻っ攫って行くのがさっき見て来た会社だ…中身は見ての通り張りぼての会社だったろう?」

仁「ええ…でも…力はある…」

拓哉「クスクス…そう…国がそう言う政策を取っているからな…そうなると中小企業は独自の技術か自社製品などで対抗するしかない…明日もう少し会社を見せてやろう…今度は…規模はここと変わらないかずっと格下の会社だ…いくか?学校は休め…どうせ眠い授業だろう…」

仁「お願いします…でも…」

拓哉「ああ…そっちは達也達に任せていい…お前が色々勉強して知った内容と掛け離れた内容だったはずだ…机上の勉強はその程度が限界…だからこうして実社会を見て見た内容を自分はどうするのか…決めてから行く道を決めても遅くは無い…ハッキリ言って今お前がこの会社で研修を受けて仕事を自由にしたら2ヶ月でここの社員をゴボウ抜き出来る…そう教えて来たからな…経済、政界、金融…全てを見て自分で利益を捻出して居るだろう?それはそのまま会社で働けば力だ…対人関係も人を見る目も…全て変わったはずだ…残り二年ある…達也達を見て吸収出来るものは全て吸収しろ。そして自身のことも…手本はすぐ隣にいる…学校生活で最も大事なのは勉強じゃあない…この先の人生で信頼できる友人や親友と過ごして目一杯遊べ…勉強は適当でいい…ガリ勉になってもロクに仕事が出来ない奴が多い…今の言葉は基礎があるお前だから言っている…無い人間は当然勉強して腐った脳みそをどうにかするのが先…」
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