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第25章 拓哉

拓哉はクラブ改革のために自身がそして誠が望む事を実行するために世界中のありとあらゆる情報を収集した。

情報は力！投資に置いても同じ事が言えるが一般的な投資ならばこんな馬鹿げた効率にはならない…それを可能にしたのは金に目が眩んだ上層部…そして各国要人だった…クラブは世界のトップ達の元作られたと言っても日本にある学校の内部に秘匿されている…

それ上に普段クラブにより関わりが多くなるのは日本国内の要人達が主で世界の要人が滅多にクラブに関わって来る事はなかった…

誠からの1番始めの時に聞いた話…それに齟齬があると…そして情報戦で手に入れた内容…

各国要人は日本で始めたプログラムが思う以上の成果を上げている事に目を付けてそれぞれ自国にクラブ創設を画策しそちらに力を入れていた為この数年クラブに関わる上層部の顔ぶれが日本人ばかりだった…

まず拓哉はその上層部全体でより力のある人間を数名選出してその国に合う投資理論とともにクラブ改革案を突きつけ同時に金を使ってその実力を認めさせた。

連絡が来たのは達也達が入ってすぐの時期…そこから日本上層部で経済界のトップに近い企業に狙いを定め静の事を利用して花沢を叩く事にした…同時に静にはクラブで自身が思う事が達成出来るよう対応して静を花沢から引き離し害が及ばないところに置いて叩く予定だったが静自身のワガママで多少のてこずりはしたが結果上手く行った…

その少し前にすでに毎月見る顔ぶれの上層部には宣戦布告をしてあった世界の中でも1.2位を争う力を持つ人間の各国に自身を売ることで協力をお願いして成功したのが大きい…

拓哉はそこについても巧妙に売るのは自身だが全ては渡さないよう上手く立ち回り今の状況にまでした…

各国が税や国民に言え無い失敗の補填を拓哉が補い続けて居た…向こうは知らないが拓哉がだいたい予想通りだろうと思ったら今回卒業でクラブから関係なくなる拓哉との連絡を取る手段としてあの部屋を用意した。

当然その効率と手腕は世界中に知れる事になり力はそうでもない国や財政が切迫している国はエージェントを日本に送り拓哉に接触、拉致などを画策したが全て失敗…一時期はＳＰまで付けて外を歩いていたが普段学園から出ないこともあり学園に入ってくる人間を調べるだけで十分対応出来た。