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ヒミツクラブ
第2章 新体制発足
「ん〜!ちょっと言いにくいんだけど…さ?」

摩耶は???と言う顔をして…

「はい!」

「摩耶…俺とデートしない?あっ冬休みだけど…イヤなら…」

誠のその言葉を聞いて摩耶の顔が真っ赤になって誠の言葉を遮り…

「ええ!ほ、本当に?わ、私と?」

「…あっ!うん!クリスマスとかはちょっと無理だけど…」

少し申し訳無さそうな顔をしたが摩耶は飛び上がらんばかりに喜んで…

「ぜっっんぜっっん!!!平気です!よ、よろしくお願いします!!!」

「あっ!うん!でさ?予定とかあったら教えてくれる?ここもあるから日程…」

拓哉がさっき言った日付を言い…

「この中で都合のいい日二日選んでくれたら助かるんだけど…どう?」

「あっ!私どこでもいいです!年末は実家帰りますけど…後は何も予定ないから…」

「そう!じゃあ!俺…クラブと他もあるし決まったらまた早いうちに言うよ!それでいい?」

ぶんぶん頭を振ってお願いしますと嬉しそうに答えた…誠は…

「はああ!良かった!喜んでくれて…」

「???」

「あっ!ほら?俺一応…その彼女…あるし…さ…誘うのもどうかと思ってたんだけど…ね?」

「いえ!今も夢みたいで…彼女さんは大丈夫ですか?…」

少し不安そうに尋ねる摩耶に笑って…

「ああ!それは大丈夫!このデートはちゃんとリスクがないようになってるから…」

しばらく会話して時間を見て

「あっ!ごめん!俺そろそろ戻らないと…摩耶わざわざ呼び出して悪かったな?送って行くよ!」

寮に送り誠は拓哉と優弥の居た部屋に戻ると優弥はもういなくなって拓哉が携帯を弄って居て俺を見て携帯をしまう…

「お帰りなさい?」

ニヤニヤ笑う拓哉を無視して…

「瞳と優香の方もとりあえず食事は行くらしいから…お前これ…相当厳しいぞ?どう考えても手が足りない…」

「ん〜!学校ある時は殆どデートなんてお互い不可能に近いでしょ?大型連休も早々ないし…こっちが様子を見て日程組める日だけ誰か一組を連れて行くだけ何で殆ど手間は無いですよ?今回は休みだからまとめて組む事になりましたけど…」

「向こうからの誘いをさせないのはそう言う事…か…なるほど…お前の言う通りそれなら楽勝だな?」

「ええ!」
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