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ヒミツクラブ
第3章 後輩指導…【男】
「摩耶疲れたろ?部屋は使えないけど…浴室使えるから汗と後マッサージしてあげるよ…」

「ありがとう!今日物凄く楽しかった!クリスマスプレゼントまで…」

「クスクス!喜んで貰って良かった!じゃあ行こうか?」

「うん!」

浴室を出て着替えを済ませて寮の入り口で

「今日はお疲れ様!ゆっくり休んで!休み入ったら直ぐエステ用意してあるから…明後日だったと思うから昼過ぎにいつもの部屋に来て…瞳が初日だけ連れてってくれるから…じゃあ…おやすみ!」

「今日はありがとうございました!おやすみなさい!」

摩耶は満足そうに寮に入って行く…誠も帰って彼女と電話で話しクリスマスの予定を確認して電話を切って…確認する為また地下に降りて行く…

翌朝は志保と瞳をそれぞれの相手と誠、優弥が一緒に送り届け…
二人を誠の部屋に連れて行き部屋で…

「お疲れ…まだ時間はあるし…コーヒーでも飲んで行くか?」

「「はい!頂きます」」

コーヒーメーカーから二人分を用意してミルクと砂糖の数を聞いて渡してやり自分はブラックでそのまま口に運ぶ。

部屋を見て…

「ここ全然違うんですね?風呂もトイレもついてるし広い!」

「ん?ああ!三年になってリーダーになってる方はここだよ!拓哉の部屋もそんな変わらないよ…優弥はお前らの部屋より少し良いくらいかな…拓哉の所から帰る時に見せて貰えよ?」

コーヒーをご馳走になり自分達の寮に帰って行き放課後バラバラに拓哉を訪ねて洋館の部屋に三人で入って行く…

拓哉は達也に…

「お前起業するんだろ?これやるよ…俺が中学の頃に会社の事とかその経営する為にやったの纏めてあるから…」

分厚いファイルを鞄から出して達也の前に置いた…

びっくりしてそのファイルを見た…

「えっ!良いんですか?」

「別にそんな大した物じゃないぜ?税金とは変わるかもしれないからそこは自分で調べろよ?税理士、司法書士、弁護士の名刺入ってるから俺の名前出せば安くやってくれる…誠さんには内緒だからな?」

「!!はい!ありがとうございます!」

それをめくって見て行く…恐ろしく詳細に多岐にわたる事業の運営方法が拓哉の視点で網羅されていた…銀行に融資して貰う為の考えなど…昔拓哉が暇潰しに纏めたのを少し修正して達也にやっただけだったが…
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