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第4章 後輩指導【女】

「…俺もここに連れて来られた…もう一人と…モチロン…セックスなんてした事無かったし…」

この言葉に驚いて顔を見る…

「さっき真白先輩いたろ？俺…全然話した事無かったんだけどさ…滅茶苦茶カッコいいんだ…スゲー怖い！拓哉さんがここの女性傷付けたら誰でも叩き潰すって…実際一人ある人の彼氏が行方不明になったって…女性の為にここは最高のモノが揃ってるんだ…確かにそれが身体を使って欲しいとは俺も思わない！でも将来ここでちゃんと自分の身体を知って男性を知るのは有益な事だと思う…俺はそんな優れた人間じゃないけど…人を見る目を養うこと…好きな相手が出来た時にきちんとどう言う人かを見れる…その人に抱かれたらもっとその人が分かるよ…それにここは恋愛は部員同士は禁止だけど好きな相手が出来たらそれを優先してくれる場所だよ…ここの事は絶対漏れないし…漏らしたら制裁がその人に行くし…未来が無くなるほどって言われたよ…」

ゆっくり噛み砕いて例を挙げて説明しお互いを高めて学校では絶対に教えてくれない大事な事を学ぶ最高の場所だと…

普通の人は恋愛経験と社会に出て覚えることの多くをここは教えてくれると…

「最後に君以外に先週ここに別の人が呼んだ同級生がいるんだけど…学校でそれが誰か分かる？その人好きな相手がここにたまたま居てさ…呼んだ人がホントはすることをその好きな人に告げずに譲ってた…モチロンその女性はここにその人がいるなんて知らないけど…でも呼んだ人がちゃんと話を聞いてそう対応したんだ！先輩…ここのリーダーだけど拓哉さんに滅茶苦茶褒められたって自慢されたよ…俺の話は終わりだけど聞きたい事ある？人の名前は言えないけど…ここを見たいなら案内してもいいって言われてる…多分通って来たから分かると思うけど周りにここに来てるの男女共に分からないようになってる…」

「……見ていい？それから…」

「ああ！それからゆっくり教えてよ？ここの案内はリーダーの拓哉さんがしてくれるって？俺より詳しく説明してくれるよ？ちょっと待ってて？」

携帯をタップして連絡を入れる…すぐに現れた拓哉は…

「真希こいつに酷い事言われてないか？ちゃんと説明してくれたか？目赤いな？案内ついでにパウダールーム使って？」

矢継ぎ早にそう言って徹を置いてさっさと連れて行く…