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ヒミツクラブ
第4章 後輩指導【女】
志保の怒りを鎮める為拓哉は誠を呼び出した…部屋に入って来た誠は志保を見て後退りする…拓哉に目でどうなってる?と訴えたが首を振る…

「誠があの二人を連れて来るって言ったって?」

「あ、ああ!育てる必要があったから…な、なんで?」

「そんな余計な事するから!あの二人が好きな子を選んでるよ!!もう少し待ってから連れて来たら良かったじゃ無い!!!真希と涼子可愛そうじゃない!」

「…い、いや!お、俺は育ててみるかって提案しただけだよ!そんなに怒るなよ!鬼のオーラ出てるぞ?」

「うるさい!兎に角!あの子達ちゃんとしてあげて!!!変な事になったら二人のあれ噛みちぎってやるから!梨花と優香さんにも言わなきゃ!全く!!私帰る!!!」

バン!ズカズカと歩き誠の横を通って扉を思いっきり閉めて一人で出て行った…

「「こ、怖え!」」

揃ってそう言って誠が説明を求める…

「…て事で最初に達也に徹にも…二人逃げたから矛先が俺に…どうにもならないんで…」

「俺のせいに…か?」

「1番付き合い長いでしょ?なんとかして貰おうと…志保に頼むから…ってかあんなに怖かったんですね?」

「仕方ないだろう…優香は徹の相手して仕事だったんだから…梨花は無理だろうし…ってか俺も初めてだよ!!!お前ちゃんと四人上手く操れよ?最悪卒業まで…」

「ええ!無くしたく無いですもん…女はマジで怖え…今度からは顧問に頼むようにしないと…女性陣の反乱が起きる…」

二人はさっさとと帰ろうと部屋出て地下のモニター室に拓哉は入って誠も付き合ってくれるらしい…

涙を拭いてそのままキスを啄ばむように繰り返して真っ赤な真希に…

「一応月曜日の朝までここ俺たちだけ…だから…」

「!!!」

「ん?やなの?」

ブンブンと首を振る真希を両手で止めてまたキス…しばらくそうして唇が空いたそこに舌を入れて絡めていく…少しびっくりするそぶりがあったがそのまま身を任せてくれた…

舌が口内に入って来てびっくりしたが…顔は固定されていて逃げ場は無いし相手が達也だったのでそのまま身を任せた…口内と舌を絡めて来る感覚が気持ちいいと思って力が抜ける…

力の抜けた真希から唇を離してお姫様抱っこをして…

「一緒にお風呂入ろ?」

「!!!ええ!」

驚く真希に笑ってスタスタと扉を開け出て行く…
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