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第7章 達也、徹【成長】真希、涼子、静【開発】

大満足で楽しそうにする美香を見て笑う誠に部屋見たいとさっさと部屋を出て隣の部屋を開ける…

造りは一緒だったが少し広めでソファーセットとダイニングテーブルも四人用で奥にはダブルの高級そうなベッドが綺麗に整えてあり棚少し大人感のあるシックな感じで誠の好みに合わせてあった…隅にダンボール箱が積んであって確認するとデスクトップパソコンとモニターだった…

「うあ〜誠の部屋もう住めるよ？後衣類と小物だけだ…凄いね！パソコンも買ったの？これ？」

「……ん？あっ！ああ！多分親が卒業祝いにだろ？」

相当苦しい言い訳をして誤魔化した…誠はトイレに行くと言って逃げて入るとタオルも用意してあり棚を開けると小物もバスタオルまで用意してあった…風呂を覗くとやはり全て揃えてある要するに泊まるのになんの問題も無いのか…着替えだけか…誠はトイレを出て美香がソファーに座って寛いでいるところを通り過ぎ奥の部屋のクローゼットになって居る所を開けると洋服がコーディネートされた物が下着付きで2点とスーツとネクタイこちらは明らかにブランド物…拓哉の野郎！！

ソファーに座っている美香の所に戻ると…

「美香…今日ここに泊まろうか？」

「えっ？寮は？後着替えとか…」

「寮は大丈夫！連絡すれば…着替えは美香の下着だけ買えば行けるよ！タオルとかももう用意してあったからさ…どう？」

「う、うん…いいよ…御飯は外？」

「ああ！もう少しここに居て近く探せばなんかあるよ…駅前行けば下着とかも…」

美香の顔が少し赤く染まる…誠は拓哉をしばくと決めてとりあえずホテル代が浮いたのはラッキーだ…元々帰すつもりがなかったから段取りは踏んで来ていた…

夕方に美香の必要な物を買いに行き近場を散策して適当に夕飯を食べコンビニで飲み物などを買ってマンションに戻った。

飲み物を冷蔵庫に入れ美香のコンビニスイーツも一緒に朝飯もパンを適当に買った…

風呂の給湯ボタンを押し棚を確認するとやはり白のバスローブが新品で四枚置いてあった…鏡の裏にはコンドームまで…やっぱ殴ってやる！と思い美香にどう説明するか…

携帯をいじって居た美香に…

「美香。パジャマ要らないわ…」

「えっあっ！わ、忘れてた！どうしよう？えっ？要らない？」

誠は袋に入ったバスローブを広げた…

「棚の中見たら入ってた…」