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第7章 達也、徹【成長】真希、涼子、静【開発】

翌日の朝メールで時間と待ち合わせ場所を摩耶に送って徹達に指示して学校を出て待ち合わせ場所に向かった…

予め誠に美香とデートをしてもらうよう急だったが事情を説明して無理を聞いてもらった…

拓哉は摩耶を連れて気に入りそうな場所に連れて行き…

「美術館が近くにあるから行ってみる？」

「うん！行ってみたい！」

嬉しそうに笑う手を引いてその場所に向かった…

館内は油絵と抽象画が展示してあって回っていると後ろから…

「あれ？真白？」

拓哉は誠の声に振り向いて…

「あっ先輩…あっ！デートですか？」

「ああ！お前は？」

少し状況を確認して…

「あっ摩耶ちゃんじゃない！ほら誠私が言ってたでしょ？」

「あ、あの…美香先輩…」

「あっ！そうだ！飯食べに行きませんか？」

摩耶と美香を見て拓哉が提案すると…誠が美香にいいかと聞いて摩耶に美香が行こうと4人で美術館を出て美香が真白に…

「真白くん！なんで摩耶ちゃんと一緒なの？」

「あっ！ちょっと頼みごとをしてお礼に美術館とご飯に…」

「へぇ…流石学園のイケメンアイドル！」

クスクス笑い茶化す…

「美香さんたちは？デートですか？」

「ん〜…まぁね！真白くんは彼女とか作らないの？」

「今はやりたい事があってそれどころじゃないんですよ…あっ！俺も大学同じところ希望なんで来年よろしくお願いします！」

少し後ろで誠が摩耶に…

「嘘だぞ？あれ…昨日無理矢理頼まれたんだよ…摩耶がしょげてるから責任とれだと…で？まさか寂しいとかの理由ならお話にならないぞ？まぁ引退した俺が言う事は何も無いけど…約束はちゃんと守ってくれよ？」

摩耶は誠をチラっと見て頷き前の拓哉を目を細めて見てそれを誠が優しい目で見ていた…

4人でワイワイ食事をして美香と摩耶に引きずられカラオケに…
日が暮れて時間もあるからと駅で別れて学園に戻った…

「拓哉…ありがとう！」

「ん？デート楽しかった？Wデートになっちゃったけど…摩耶はラッキーだったな？」

「クスクス…誠がネタばらししてるから…」

「……余計なことを…文句を言ってやる！人の行為を無にして…まぁバレたなら仕方ない…怒られた？」

分かっているとばかりそう言えば頷き…

「ん！私頑張るからね！」