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ヒミツクラブ
第7章 達也、徹【成長】真希、涼子、静【開発】
「このボケ!他の事もまだ出来ないのにそんな先の事を言ってどうすんだ!!高校生のお前にまだ許して貰えない事くらい分かるだろうが!!俺の言った事を理解出来てねぇならクラブ即辞めてしまえ!誰が親を頼って資産運用をしろなんて言ったんだ!!」
「す、すいません…でした。」
拓哉のゾッとする顔を見て顔を真っ青にして謝った…上から深いため息が…
「チッ!もういい!行け!」
「……」
ペコリと頭を下げ来た道を戻り…徹が帰って来た達也をして見て首を傾げて…
「おい!達也?どうしたんだ?」
「……いや…何も……」
「……」
徹は達也の返事に顔をジッと見て…
「今日お前相手誰?」
「あっ?果奈…」
「ふーん…俺真希なんだ…代わってやるよ…」
達也がはっ?と顔をしかめて…
「んな事したら拓哉さんに怒られるぞ!だいたい…」
徹は達也の言葉を遮り…
「さっき拓哉さんに言われた…お前見て必要だったら代わってやれってさ…」
「はっ?………」
「どうすんだよ?代わってくれるのか?」
「……うん!頼むよ…」
「了解!んじゃこれ片付けて飯行こうぜ?」
ノートパソコンを指さしてそう言ってモニターに集中し始める徹に…
「ああ!」
報告書を作成するのに昼過ぎまでかかってPCを閉じて徹が駅前のマックを買って来て徹の部屋で食べた…
達也は拓哉に怒られた詳細を話をポツポツと話した…徹は黙って聞いていた…
「慌てた…つもりはなかったんだけどさ…言われて…」
「……納得?」
「…した…」
その後滅茶苦茶怖いからと言って拓哉の噂話に花を咲かせた…
真希を抱いて普段と違う形で眠りに落ちた…真希の胸に顔を埋めて今日の反省を活かす事を考えて…翌朝珍しく真希が先に目を覚まして居て達也の頭を撫でるように触れているのに気がついて目を開けるとサッと手をどかし…
「ご、ごめん…起こしちゃった…」
少し焦る真希をぎゅーと抱きしめて朝の挨拶をする…その様子を拓哉はモニターで確認して学校に行く準備をする為寮に帰った…
一昨日その報告を受け速攻ブン殴るつもりだったが…時間的に翌朝になって少し頭を冷やして今後の予定を教えて自室に達也を呼んでから冷静に頭を加減して殴り言い聞かせて部屋から追い出しすぐに変更する事を徹自身に判断させた…