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第8章 優弥&志保 瞳&晶 誠&美香 優香&玲二 拓哉&梨花

「優香の過去をご存知ですか？」

「あっ！ああ…詳しくは知らないが優香が男性不信は前の彼氏のせいで君に助けて貰ったと…」

「……それは半分正しく半分間違いですね…優香の中ではそうなっているんですよ…」

「？？はっ？」

「そこはもういいです！なら俺に惚れてる事をご存知ですよね？」

「……ああ…」

玲二の目に嫉妬が浮かぶ…

「優香はハッキリ言って超一流の会社を経営する人の妻が務まるだけの能力とその男性を制御できるだけの人間になってます！」

「……俺では役不足って言いたいのか？」

「今のままなら……ハッキリ言ってそうです！」

「！！」

ガタ！怒りを露わにして拓哉を睨み付ける…
が拓哉は平然として玲二を見て…

「ここで俺に逆らう事は許されていません！ここでは俺が法律！逆らうのなら即座に潰れて頂きますよ？座ってください！」

「……」

玲二はどかっと座って足を組んで睨んでいたがすぐ元の状態になる…

「お見事とは言えないですね？晶さんなら俺にそんな態度をここでは絶対取らないでしょう…嘘か本当か聞いたらいいですよ？ここに踏み入れたら例え一国の首相でも逆らう事はしません…逆に逆らう能無しをここに招いた地点でリーダー失格なんですが…どうします？聞いて見てから態度を決めますか？それとも大人しく従ってくれます？」

「いや！すまない！聞く必要はない！」

「ですよね？」

拓哉は笑って話の続きをする…

「貴方のセックスは自分の嫉妬を紛らわす手段と快楽を求め合う者同士がセックスをしているだけなんですよ…さっきも言いましたが優香は超一流です…貴方のように獣セックスと嫉妬に狂うセックスは優香をダメにするだけです！いずれ貴方は嫉妬に狂って優香を悲しませる元凶になりかねない…」

心理まで読まれている…玲二は俯き…

「優香と…わ…別れ…ろと？」

「あはは！そんな事しませんよ？晶さんから忠告受けませんでしたか？」

「……」

「どうやら晶さんは貴方を相当買っているんですね？あの人も甘い！！だからあの程度のままでいるんでしょう…本当はもっと上に行く手段を講じられたのにしなかった！まぁあの人はわざとそう見せてるんでしょうけど…」