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第8章 優弥&志保 瞳&晶 誠&美香 優香&玲二 拓哉&梨花

「先輩のことは言いよ…で俺にどうしろと？」

「わざわざここに連れて来たのは今から俺が優香を抱くのでそれを見ててください…」

「！！！そんな事を俺の前でしてみろ！お前を殺す！」

「……」

しばらく睨み合いが続いて…
拓哉は電話して…

「ああ！連れて来て…うん！仕方ないよ！見事に裏切ってくれた！ああ…」

電話を切って拓哉は玲二を見て…

「今から優香がここに来ます…」

「！！本当に抱くつもりか？」

「ええ！そう言いました！」

玲二の目がスツと冷えて凍る立ち上がったところでノックがして拓哉は玲二には見向きもせず…

「どうぞ！」

優弥が優香を連れて現れた…

「えっ？なんでここに？」

「…優香…」

「あ…いや！リーダーやり過ぎはダメだぜ？」

「……ああ！10分しても連絡がなかったら例のを実行するように…リーダーは達也だ！」

「わかった！」

優弥は優香を置いて部屋を出て行く…」

「優香久しぶりに俺と部屋行こう？」

「えっ？た、拓哉？ど…どういう事？わ、私はもう…」

「えっ？俺じゃなくて良いの？覚えてるでしょう？」

「で…でも…」

「ああ！そうか玲二さんいるし素直になれないのかな…」

拓哉は優香の身体を抱いて耳元で囁く…


優香は玲二を見て助けてと口を動かした…

どか…ばき！

拓哉は優香から引き離され殴り飛ばされた…

「ってぇ！」

優香を抱いて拓哉を睨み付ける…

「はぁ〜やっぱり…か…」

拓哉は落ちた携帯を拾い電話をかけた…

「すいません！やっぱり殴られました！ええ！達也に案内して貰って下さい！さて！玲二さん優香そこに座ってください！これは命令です！聞けないなら2人まとめて消えてもらいます！！」

拓哉から有無を言わせない声が響いて2人は顔を見合わせてソファーに座った…

無言のままで待つとドアのノックに拓哉は返事をすると晶と瞳が入って来た…

「もう…そんな顔になって！バカじゃない？いくら優香が心配でもやり過ぎも良いところよ！！誠が居たらもう一回殴られるわよ？」

瞳が棚から湿布を出して拓哉の顔に貼った…玲二と優香はキョトンとして拓哉と瞳のやり取りを見ていた…

「誠さん居ても許してくれるよ！瞳彼氏ほっといて大丈夫？俺睨まれてない？」