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第9章 糸山 香織【3年】3P［マゾ育成]

「君が…制裁？どうやって？」

「それを言う必要は無いかと…あの程度なら方々を使う必要もありませんし！既に準備万端整えた後なので…リーク先が彼なら…」

「……そ、そうか！話を通しておこう！」

「はい！仮に方々に彼を通じてリークした人間がいるのならば当然そちらで処分して頂けると思っています！傭兵の件も了承で良いでしょうか？」

「任せるよ！しかし用心深いね？」

「ええ！私の事なら大して用心する気は無いですが…このクラブに入った以上はその女性が幸せになるよう最大限の努力をすると明記してあります！その約を破れば根底から崩れてしまいます！ですから女性達に危害を加えて来る人間は容赦なく叩き潰してその為の用心はして当然です！」

「なるほど！で？傭兵の段取りはもう？」

「はい！あとは支払いさえすれば今日にでも付ける予定です！24時間体制で数名を…もし危害を加えて来そうな人間がいれば即座に拘束して私の元に…クラブには拷問器具は多数揃ってますので…黒幕まで全て傭兵に拉致させ内容報告はさせて頂きます！その前に愛人2名を夏までに処分して頂けると幸いです！傭兵を付ける期間ですが調査内容と安全が確保されるまでと思ってます！」

「……次のリーダーには？」

「いえ！一切話してありません！これは達也では手に負えない！私が卒業しても保護はします！後輩達に余計な重荷はもういりません！クラブの改革も古い体質を排除し学生が学生らしく効率の良い育成方針だと自負してますので…あれの立案は半分は先ほど話に出た神谷からの助言を元に作成し前顧問の瞳からもそして私と実弟…の意向を私がこのクラブに合うように構築しましたので…その成果はここ数ヶ月の報告で実感されていると思います！卒業までにはさらなる改革をと現在作成を進めています！夏にはお渡ししますので…日本だけではなく各国の主要メンバーの方々にも送付予定です！以前の物も後日私が送付してお褒めのお言葉を頂きました！特にアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスと先進国の方々からは他の考えがあるなら是非作成をと…本日方々からの要請があると思っていましたが…」

「……確かにそれは各国のメンバーから是非と言う声明を受けている…が中に反対意見があってね…」

「ええ…知ってます！各国のメンバーの方々も既にご存知でしたから…」