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第10章 果奈、摩耶【アナルセックス】

拓哉の様子を見てホッとした…達也も徹も同じ進路をとる事にしていた…一年だけでこの人とお別れはイヤだった…その為に努力は惜しまない！

「はぁ！良かったぁ！」

「そんなアホらしい噂どこで聞いた？」

「ああ！昨日学校で…瞳先生がしょんぼりしててその噂があるって三年の女子達に少し前に聞いたらしくて…」

「！！なるほど…根源は俺だったか…」

立ち上がってドアを開け出て行った…

「！た、拓哉さん？」

地下を走って抜け自室に戻ると晶に連絡をして瞳に昨日の話をしたか聞いて否の返事が返ってくるとその件はこちらで引き受けると言うと電話切って…すぐに学校の理事長室を訪ねて理事長に瞳を呼び出してもらい席を外して貰う…

コンコン…

「失礼致します！理事長お呼びですか？……！！！！！」

「こんにちは！瞳！そこに座って！」

「拓哉…なぜここに？」

「いいから座って！」

ソファーに座る瞳を見て…

「来週から俺ヨーロッパに行く事が決まった！」

「……そ、そう…良かったわね？おめでとう！」

「うん！ありがとう！瞳にはお世話になったからね？1番に知らせてやろうと思って……ところで瞳この話知ってたの？」

「ええ…先月の頭頃に生徒が噂してるの聞いてね…少し確認したら…」

「……そう…瞳は学校辞めるんだ？寿退社？」

「！！な、なんでそれを……」

「えっ？寿退社なの？」

「あっ！ち、違う！辞める話は……」

「俺が知らないとでも？」

「…そうね…」

「ところで俺のヨーロッパ行く話は最初に来た時に断ったんだけどね？アメリカからも来てるけど断って大学は誠さんのいる大学に行くつもり！」

「？？？？」

「だから…それ大学からの話でもう断って終わってるの…」

「…えっ？でもさっき…」

「うん！行くよ？一週間ほど夏休みに…」

「は？」

「えっ？」

「り、旅行？……」

「そう……」

「友達とね？瞳も晶さんと一緒来る？」

「…………」

「瞳…くだらない事に構って判断誤ったらダメだよ…上はもう掌握した…」

「！！！！！う、嘘……どうやって…そんな…」

「まぁ色々ね…古い体質は改善してメンバーも顧問も良い環境で正しく存続させる為の改革を進めてる…心に傷を残して出てもいい事はないからね…」