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ヒミツクラブ
第10章 果奈、摩耶【アナルセックス】
頷くと2人で近況を話して茶店の奥の方に誠が入って行く…
座ってホットを頼むとすぐに運ばれて来て…

「で?どうしたんです?俺に用なんですよね?」

誠は声をひそめて…

「お前…上層部とやっただろ?」

「……」

「はぁ!やっぱりな…俺のところにも数名来たぞ!」

「もう終わりましたよ!」

「……海外の人間使ったろ?」

「ええ…」

「あの改革案を提出したそうだな?」

「もう受理を待つだけで海外勢は即決しました…日本だけが未だに…」

「晶さんが訪ねて来た…俺にカマをかけに来た…もう二週間前くらいに…見張りがいたらやばいからな…」

「もう居なくなったでしょ?晶さんの鎖は外しました…邪魔してあの人の能力を阻害してましたから…」

「……それで…お前…大学ウチに行くって言ったらしいな?海外の誘いを断って…」

「……良く知ってますね…」

「ウチに来てもお前が興味を持つ内容は無いと思うぞ?」

「俺はあるんですよ!興味がある物が…」

「ウチの大学にか?」

「ええ!どうせ海外の人間から接触があったんでしょう?」

「…ああ!いかに有益なものかを淡々と説明してお前の説得をして欲しいって頼まれた…断ったんだけどな…アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアまだあったな…全ての国のエージェントが日替わりで俺のところに来た…流石にウンザリでな…ウチに来る理由を向こうに言えば諦めるだろう?」

「それ…言って…ところで美香さんはどんな感じです?特に語学ですけど…」


「?あっ!ああ!元々英語は得意だし今はフランス語やってるな…なんの関係があるんだ?興味って美香か?」

「うーん…困ったな…言うと殴られそう…あっ!美香さんじゃないですからね?勘違いしないで!」

「……」

「誠さん海外に行く気あります?今の大学から編入とか就職とかで?」

「はっ?行かねえよ…多少興味はあるけど…就職するかも怪しいからな…」

「ですよねぇ…だから断ったんですけど…」

「…………はっ??」

「だからそれが理由ですよ!!」

拓哉は照れてそっぽを向く…

「俺……その趣味ねぇ……」

「!!俺もありません!!寒気がする!ウエ!」

「俺みたいなのになんの興味があるんだ?」

「だって…面白いし…改革案の草案もほぼそのまま提出しましたよ?」
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