この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君がため(教師と教育実習生)《長編》
第9章 しのちゃんの受難(五)

「んんっ」

 急に質量を増したそれに、私も口を大きく開けないと応じられない。口蓋を撫でられると、変な感じ。
 里見くんの唾液が落ちてくるので、嚥下する。
 やっぱり、嫌悪感はない。
 トマトソースの味がほんのりするので、美味しいくらい。

 執拗に私の口内を探り、嬲り、唾液を舐め取って、美味しそうに喉を鳴らして、里見くんはとても楽しそうだ。

「んっ!?」

 するりと指が背中を這う。
 触れるか触れないかという微妙な力加減で、背中から腰へと手のひらが降りてくる。
 びくりと体が震える。下腹部の疼きが止まらない。

 駄目だ、これは、まずい。これ以上は、まずい。早く止めないと。

 Tシャツの裾から手が入ってくる。ブラトップの上からでもわかるくらい指が冷たい。

 ちょっと、待って。こら。ちょっとっ!
 というか、息が、息が、くるし……。

「んーっ!」

 バシバシと胸を叩いても、里見くんが離してくれる気配はない。
 わかっているはずなのに、里見くんは私を追い詰める。酷い。酷い。

 わずかな隙間で身を捩ろうとするけれど、うまくいかない。
 ぎゅうときつく抱きしめられ、口内は窒息寸前まで蹂躙され、指が羞恥を煽る。
/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ