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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第10章 しのちゃんの受難(六)

 もう片方の手がブラを引き下げ、もう一つの頂きをまた唇が食む。
 舌の先で舐られると、刺激を受けて硬くなってくる。

「硬くなった。かわいい」
「や、だ、めっ、あぁ」
「もっとキスマークつけますね」

 これはキスマークをつける行為じゃないっ! 官能を呼び起こすための行為だ。
 私は里見くんの肩を押しやろうとするけれど、びくともしない。
 それどころか、離されないように強く押さえつけられる。

 下腹部が疼く。どうしようもなく、疼く。
 いつの間にか股の間に里見くんの足が差し込まれ、閉じられなくなっている。足が震える。

「小夜、真っ赤」
「里見くん、駄目だって……」
「なぜ? キスしかしていませんよ」

 上目遣いで見つめてこないで。
 羞恥心を煽ってこないで。

「これは、っ、キスじゃ、な……っあ」
「唇しか使っていないのにキスじゃないと言われましても」
「あぁ、っ」
「小夜、ここ気持ちいい?」

 先端をぐりぐりと舌でねぶられて、思わず嬌声が漏れる。ぎゅうと目を閉じて、快感に酔いしれる。
 駄目、気持ちい……って、ほんと、流されてる場合じゃなくてっ!

「さとみ、く……駄目っ」
「キスも駄目ですか?」

 うんうんと頷くと、里見くんはペロリと先端の突起を私に見えるように舐め上げる。
 だから、それが、駄目なんだってば!

「も、こらっ」
「土曜日までぜんぶオアズケですか?」

 そんな、責めるような目で私を見ないで。もう。
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