この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君がため(教師と教育実習生)《長編》
第10章 しのちゃんの受難(六)

「……顔へのキスは許可します」

 口元を綻ばせて、里見くんが顔を寄せてくる。
 熱くなってしまった唇をなだめるようにキスをして、胸をやわやわと揉んでいる指をつねる。

「……痛い」
「我慢してください」

 胸から指が離れたことを確認して、よいしょとブラを直す。
 ブラウスのボタンを留めながら、里見くんの舌を受け入れる。
 口蓋をたどり、舌の奥のほうまで舐められると、ちょっと苦しい。

「ん、ふ」
「気持ち良かったですか?」

 尋ねられると恥ずかしい。認めるのはだいぶ恥ずかしい。
 こくりと頷くと、里見くんはホッとしたかのように、満足そうに笑う。

「続きは土曜日に」
「……はい」
「嫌だ駄目だと言われても最後までしますよ?」
「……はい」

 里見くんは優しく唇を重ねたあとで、そっと呟いた。

「楽しみです」

 その声がとても色っぽいものだから、恥も外聞もなく「今すぐ抱いて」と言いたい気持ちをぐっと飲み込んで、笑う。

「私も、楽しみです」

 さて、里見くんをトイレに誘導しますか、ね。
/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ