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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第10章 しのちゃんの受難(六)

「ずっと、こうしたかった」
唇を離して、額にこつんと額を当てて。
宗介の目には私しか映らない。私の目にも、彼しかいない。お互いの視界にお互いだけを刻み込んで、甘い吐息を感じ合う。
「っ、あ……ん、ふ」
「出会ったときから、ずっと」
指がするりと胸の先端に触れると、またびくりと体が震える。膣内がきゅうと切なく収縮する。
「小夜、締めないで。持たないよ」
「っ、むり、っあ」
「もっと、小夜を感じていたい」
私は一時間半も宗介の意地の悪さを感じていましたけど! いや、ほんと、毎回こんなに濃い快楽を与えられるなら、私の体のほうが持ちません!
手のひらで胸の先端を転がしながら、宗介は少し顔を動かす。
「小夜」
耳元で名前を呼ばれるのは好き。すごく好き。宗介の声、好き。
宗介の熱くて硬いものは、長さも太さもちょうどいい。私のものも、ちょうどいいといいのだけれど。
「もっと啼いて」
「ああぁっ!」
胸の頂きをぎゅうと摘まれる。そして、くりくりと捏ねられる。強い刺激に、腰が動く。
「もっとよがって」
「ひゃ、っ、あ!」
耳朶から耳介を舐め上げられる。これも、気持ちいい。頭の中にぴちゃぴちゃと水音が響いてくる。
「もっと、乱れて」
「っ、あ! あぁぁ!」
内股を指が滑る。その先にある快感を、私の体は覚えたばかりだ。
茂みをかき分けて、指が肉芽にたどり着き、最初は優しく触れる。
私の体がびくりとしなったのを確認して、宗介は一気に肉芽を押しつぶした。

