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誰よりも君を愛する
第24章 束縛

翌朝、良雄はいつも通り亜矢子の肛門に基礎体温計を入れた。
『今日から渡り廊下の備品室の向かい側に部屋を増築するから‥少しうるさくなるけど我慢してね。10時とお昼と3時の休憩には飲み物頼むよ』
『はい、わかりました。』
良雄は体温計を肛門から抜き取ると消毒綿で拭いてケースにしまった。
亜矢子は身支度を整えて朝食作りを始めようとキッチンに行くとダイニングテーブルに置いてあった携帯にメールが入っていた。
美波からだった。
美波のした事、田中がした事のお詫びが打たれていた。
あの日、田中と向かった先はウェディングプランナーの所だった事、問い詰められてバラした田中が殴られて結局プランナーの所に行け無くなった事、全て申し訳無かったと‥
『ウェディングプランナー‥?』
亜矢子はメールを消去した。
消去して泣いた。
良雄が結婚式の準備を亜矢子に内緒で進めてくれていたのだ。
ああ、私、なんて事を‥
亜矢子は改めて自分のやったことを悔いた。
『亜矢子、コーヒーもらえるかな‥』
シャワーから出た良雄が亜矢子に声を掛けた。
亜矢子はコーヒーと簡単な朝食とマスカットを出した。
良雄は亜矢子の膣内の炎症でセックスも朝のフルーツの挿入もここ数日控えてくれていた。
亜矢子はその優しさも全て自分を大事にしてくれてるのだと
良雄が食べ残したマスカットを見て思っていた‥
『亜矢子、ちょっと来て』
良雄に呼ばれてリビングに行くと昨日と同様、クリトリスに刺繍糸をくるくると巻かれた。
亜矢子は反省の意味で抵抗も口答えもせず甘んじて縛りを受けた。
『今日から荒々しい男達が出入りするからね、お守りだよ‥気をつけてね‥』
亜矢子は良雄にクリトリスを舐められて感じて出てきてしまった愛液をティッシュで拭いてパンティを穿いた。
昨日ほどきつい縛りではないがやはりクリトリスは小さくジンジンと鼓動を始めた。
『じゃあ、行ってくるよ‥チュ』
良雄が医院に行って間もなくして工務店の人間がやってきた。

