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誰よりも君を愛する
第26章 亜矢子のお部屋

亜矢子がどんなに望んでも良雄は亜矢子の疼く核心には触れてくれない。

触れているのは亜矢子の腰を片手で落ちないようにだったり、時々髪を撫でたり口移しで飲ませたワインが顎を伝い落ちるのを親指で拭ってくれるだけ‥

酔いが回った亜矢子は身体がユラユラと揺れ出してしまう‥
次に良雄から流し込まれたワインを飲み込んだ亜矢子は良雄の舌を離さないで絡め続けた。

良雄が舌を引っ込め、亜矢子は離れたくなくて、触れてもらえない苛立ちもあって良雄の下唇に甘く噛みついた。

良雄の下唇を噛みながらポロポロと涙が零れた‥

『旦那様‥私は汚いの‥でしょうか‥(泣)』

『ぇ、なぜ?』

『旦那様‥にずっと触れてもらえなくて‥不安でたまらないの‥頭がおかしくなりそう‥です』

良雄は膝に跨がって座っている亜矢子をそのまま抱きかかえて黒い革張りの椅子に座らせた‥

『旦那様‥?』

『亜矢子がどれくらい僕の事を求めているのか‥本当に僕を愛しているのか見せて欲しい‥』
亜矢子は黙って頷いて自分でパンティを脱いで良雄に渡した。

良雄がリモコンで操作すると黒の椅子は動き出し、亜矢子の体は美波のプライベートルームでされた格好になった‥

良雄は亜矢子の腕を上げて拘束ベルトで椅子にくくった‥

足は最大限に開き最大限に持ち上げて拘束した。

『亜矢子のおまんこはこんなに足を広げてもまだ全部は開かないんだね、可愛いよ‥』

良雄は部屋の照明を落とすと椅子の隣のスポットライトの角度を調節しながら亜矢子の体に当てた。

黒の革張りの椅子にほんのりピンクに染まった亜矢子の白い体がよく映えた。
その中で亜矢子の剥き出しな黒い脇毛は淫靡で‥ワレメから覗く赤い糸で巻かれたクリトリスが一際目を惹いた。

『すごく綺麗だよ‥亜矢子。真っ白な花が咲いたようだ‥甘い蜜を垂らして僕を誘っているのかな‥』

亜矢子は照らされたライトの熱とは別の、良雄の視線に体が熱くなった。

まだ触れられていないのに良雄の視線だけてイキそうになる‥
『あ、あん、旦那様‥そんなに‥そんなに見ないでぇ、はあん、イッちゃう‥イッちゃう‥のっ』

亜矢子は良雄の視線だけでオシッコを小さくピュピュッと飛ばしてしまった‥

『ご、ごめんなさい…私』

『大丈夫だよ。洗浄機付きだからね(笑)』

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