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誰よりも君を愛する
第8章 かばん②

亜矢子の除毛が終わったころ良雄のスマホが鳴った‥
『亜矢子そろそろ出るよ‥女将から食事の用意が整ったってメールが来たよ』
素肌に浴衣だけを羽織り部屋に行くと豪華なご馳走がテーブルいっぱいに置かれていた。
何も言えないでいる亜矢子に
『アハハッ‥亜矢子の可愛い~あんあんを仲居さんや板さんたちに聞かれちゃったかもね(笑)』
亜矢子はちょっとスネていた。
『ヒドいです旦那様((怒))知ってたらあんなコト‥(泣)』
『ごめん、ごめん、後でまたいっぱい可愛いがってあげるから機嫌直して?子猫ちゃん。』
良雄は浴衣に透けた亜矢子の乳首をクルクルチョンチョンとつついた。
くすぐったくてつい笑ってしまった亜矢子のご機嫌は少し直って
ご馳走を食べ終わった頃にはホロ酔いでご機嫌だった。
『後でココの日本庭園を散歩してこようか、灯籠でライトアップされていて綺麗だから亜矢子に見せたいな‥』
『ホントですか~嬉しい』
初めての夫婦喧嘩は良雄の小さな意地悪だった。怒ってスネた亜矢子も可愛らしいな‥。

