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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第2章 天使達の散華
 セイント・イリス達はあられもない姿でヴァイス戦艦の牢獄に監禁されていた。

 彼女達は胸部を守っていたプロテクターと右腿のホルダー、さらには手袋や履いていた靴と言う、バイザーとレオタード以外の物を外され、交差させられた両手首に天井からぶら下がっている鎖付きのベルトを巻き付けられると床と爪先ぎりぎり着かないくらい宙ぶらりんの状態にされていた。
 本来ならこんな鎖など自力で引き千切れるのだが、今の彼女達の首には博士Gの開発したエネルギー制御リングがはめられている為に通常の力の10分の1も出す事が出来なかった。
「くっ!このっ!」
 薄暗い部屋の中、少女達は必死で両手首を擦って少女達は拘束を解こうとした。
 だがベルトは緩む気配はなく、セイント・イリス達の手首は赤くなり、痛みを帯びてきた。
 すると前の扉が開くと三大幹部が雁首揃えて現れた。
「ご機嫌よう、セイント・イリスの皆さん」
 3人を代表して中央の神官ロアが言って来た。
 敵が牢屋に入ってくると少女達は拘束を外すのを止め、身をすくめて目を吊り上げた。
「随分と嫌われた物だな、まぁ当然と言えば当然だがな」
 将軍ギアは鼻で笑った。
 大幹部達に臆せず言葉を発したのは中央にいる少女だった。
 赤いバイザーとレオタード、長い髪を左右に分けて耳の上で結んだツインテールのセイント・イリスのリーダー、レッド・イリスだった。
「殺すなら殺しなさいよ! でないと後悔するわよ!」
 レッドは眉間に皺を寄せて目を吊り上げた。
敗北したとはいえ彼女の目はまだ死んでおらず、その瞳の奥には正義と怒りの炎が燃えていた。
 それは他の仲間達も同じだった。
「キヒヒヒ、随分と威勢の良い娘じゃな、しかしいつまでそんな強がりが通じるかのう?」
 博士Gは口の端を上げて笑った。
 そして少女達の美しい肢体を舐めるように見まわした。
 個体差はあるがうら若き娘の肢体は何物にも勝る目の保養、それがきわどい角度のレオタードを身に付けているのなら尚更である。
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