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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第2章 天使達の散華
その視線に気付いたレッドの右隣の少女は頬に朱を走らせると内股を窄めた。
紫のバイザーとレオタード、首筋まである後ろ髪が少し跳ねあがったショートヘアのパープル・イリスだった。
「ど、どこ見てやがんだ!このエロジジィ!」
「おお、これはすまんのう……つい見とれてしまったわ」
博士Gの乗っている円盤がパープルに近付くと皺だらけの指を伸ばして白く美しい太腿に振れた。
「きゃあっ」
だが触れたのはその右隣の緑バイザーとレオタード、腰まである髪をポニーテールに結んだグリーン・イリスだった。
Gはいやらしく頬をゆるめると瑞々しく滑々な太腿を撫でまわした。
「止めなさいよ!この変態!」
するとレッドの左隣にいる少女が首を伸ばした。
黄色のバイザーとレオタード、肩で切りそろえたショートヘアのイエロー・イリスだった。
「人の心配をしている場合か?」
将軍ギアはイエローに近付くとその小さく細い顎を右手でつかんで持ち上げた。
しかしイエローは少々怯えながらも強い視線を将軍ギアに送った。
「こんな状況でも絶望していないと言うのはさすが戦士と言うところか、隣はすっかり怯えていると言うのにな」
将軍ギアがイエローの左を見る。
青いバイザーとレオタード、左右に分けた後ろ髪を三つ網にして肩から垂らしたブルー・イリスが震えていた。
イエローから手を放したギアは今度はブルーを頭から見下ろした。
「情けない、少しは周りを見習ったらどうだ」
「ううっ」
ブルーは首を肩!にすぼめて涙を流していた。
「そんなの関係ありません、誰だって恐い物はあります!」
言って来たのはさらに左隣にいる少女だった。
白いバイザーとレオタード、黒く長い髪のホワイト・イリスだった。
「馬鹿め、強がってもお前達は負けたのだ。これからは心を入れ替えてヴァイスの為に働くのだな」
「冗談じゃないよ!」
一番右端にいる少女は否定した。
桃色のバイザーとレオタード、小さなサイドポニーのピンク・イリスだった。
「人間は絶対に負けない、負けたと思わない限りは負けじゃないもん!」
「そんな事を言っても無駄ですよ」
神官ロアが言う。
「地球人の降伏は時間の問題です、我々が手を下さずともやがて自ら宣言するでしょう」
「どうしてそう言いきれるのよ?」
「すぐに分かります」
レッドの問いに神官ロアは微笑した。
紫のバイザーとレオタード、首筋まである後ろ髪が少し跳ねあがったショートヘアのパープル・イリスだった。
「ど、どこ見てやがんだ!このエロジジィ!」
「おお、これはすまんのう……つい見とれてしまったわ」
博士Gの乗っている円盤がパープルに近付くと皺だらけの指を伸ばして白く美しい太腿に振れた。
「きゃあっ」
だが触れたのはその右隣の緑バイザーとレオタード、腰まである髪をポニーテールに結んだグリーン・イリスだった。
Gはいやらしく頬をゆるめると瑞々しく滑々な太腿を撫でまわした。
「止めなさいよ!この変態!」
するとレッドの左隣にいる少女が首を伸ばした。
黄色のバイザーとレオタード、肩で切りそろえたショートヘアのイエロー・イリスだった。
「人の心配をしている場合か?」
将軍ギアはイエローに近付くとその小さく細い顎を右手でつかんで持ち上げた。
しかしイエローは少々怯えながらも強い視線を将軍ギアに送った。
「こんな状況でも絶望していないと言うのはさすが戦士と言うところか、隣はすっかり怯えていると言うのにな」
将軍ギアがイエローの左を見る。
青いバイザーとレオタード、左右に分けた後ろ髪を三つ網にして肩から垂らしたブルー・イリスが震えていた。
イエローから手を放したギアは今度はブルーを頭から見下ろした。
「情けない、少しは周りを見習ったらどうだ」
「ううっ」
ブルーは首を肩!にすぼめて涙を流していた。
「そんなの関係ありません、誰だって恐い物はあります!」
言って来たのはさらに左隣にいる少女だった。
白いバイザーとレオタード、黒く長い髪のホワイト・イリスだった。
「馬鹿め、強がってもお前達は負けたのだ。これからは心を入れ替えてヴァイスの為に働くのだな」
「冗談じゃないよ!」
一番右端にいる少女は否定した。
桃色のバイザーとレオタード、小さなサイドポニーのピンク・イリスだった。
「人間は絶対に負けない、負けたと思わない限りは負けじゃないもん!」
「そんな事を言っても無駄ですよ」
神官ロアが言う。
「地球人の降伏は時間の問題です、我々が手を下さずともやがて自ら宣言するでしょう」
「どうしてそう言いきれるのよ?」
「すぐに分かります」
レッドの問いに神官ロアは微笑した。