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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第6章 魔王の復活
1人取り残されたレッドは顔を顰めて瞳から涙を零した。
「違うっ、違うのぉ……アタシは、アタシはぁ……」
自分達は助からないのは分かっていた。
ヴァイスから逃げられない、淫らに狂った身体は元には戻らない、子宮に注がれた精液は受精しヴァイスの子供を孕み産む、その運命が決まっていた。
次に射精されれば自分は正気を失い二度と謝る事は出来ない……しかし正気を取り戻せた今しか謝罪する事ができなかった。
いくら図星を指摘されたとは言え、心に無い事を言ってしまった事を後悔していた。壊れた友情を何としてでも元に戻したかった。
たとえ堕ちても心は一緒にいたい、そう思っていた。
「ごめんなさい、アタシは皆に謝りたかったのぉ、アタシの責で戦いに負けて、アタシの責でHな身体に調教されてぇ……ああっ、アタシが頼り無いリーダーだからぁ…… 皆に酷い事を言って……はぁああっ!」
レッドの口から謝罪の言葉が響く。
これが最後だと確信したからだった。
雌の本能が目覚めた今、自分の心を保っていられるのは時間の問題、その前に自分の心の中にある罪悪感を洗い流したかった。
「ごめんなさい、ごめんなさいぃぃ……あああああ―――っ!」
レッドは幼子のように泣きじゃくる。
するとレッドを見ていた魔法少女達は細めた瞳から涙が頬を伝った。
「違う……レッドは悪く無いよ」
「そうだよ……そんなの分かってるよ」
「私が……いたらなかったばかりに」
「ボクの努力が足りなかったからぁ!」
「それなのに人の責にしてぇ……」
「ゴメンねレッド……ゴメンねぇ!」
6人の目に光が戻った。
本当は仲間達も同じだった。
ダーク・イリスの凌辱後、個別の牢屋に入れられた彼女達もレッドと同じ懺悔の念が心に引っかかっていた。
自分は何も間違った事は言っていない、全て自分を悪く思っていた他の者達が悪いと言い聞かせていた。
それが彼女達の心を塞ぎ、快楽に逃げる事で自分達を慰めていたのだった。
「違うっ、違うのぉ……アタシは、アタシはぁ……」
自分達は助からないのは分かっていた。
ヴァイスから逃げられない、淫らに狂った身体は元には戻らない、子宮に注がれた精液は受精しヴァイスの子供を孕み産む、その運命が決まっていた。
次に射精されれば自分は正気を失い二度と謝る事は出来ない……しかし正気を取り戻せた今しか謝罪する事ができなかった。
いくら図星を指摘されたとは言え、心に無い事を言ってしまった事を後悔していた。壊れた友情を何としてでも元に戻したかった。
たとえ堕ちても心は一緒にいたい、そう思っていた。
「ごめんなさい、アタシは皆に謝りたかったのぉ、アタシの責で戦いに負けて、アタシの責でHな身体に調教されてぇ……ああっ、アタシが頼り無いリーダーだからぁ…… 皆に酷い事を言って……はぁああっ!」
レッドの口から謝罪の言葉が響く。
これが最後だと確信したからだった。
雌の本能が目覚めた今、自分の心を保っていられるのは時間の問題、その前に自分の心の中にある罪悪感を洗い流したかった。
「ごめんなさい、ごめんなさいぃぃ……あああああ―――っ!」
レッドは幼子のように泣きじゃくる。
するとレッドを見ていた魔法少女達は細めた瞳から涙が頬を伝った。
「違う……レッドは悪く無いよ」
「そうだよ……そんなの分かってるよ」
「私が……いたらなかったばかりに」
「ボクの努力が足りなかったからぁ!」
「それなのに人の責にしてぇ……」
「ゴメンねレッド……ゴメンねぇ!」
6人の目に光が戻った。
本当は仲間達も同じだった。
ダーク・イリスの凌辱後、個別の牢屋に入れられた彼女達もレッドと同じ懺悔の念が心に引っかかっていた。
自分は何も間違った事は言っていない、全て自分を悪く思っていた他の者達が悪いと言い聞かせていた。
それが彼女達の心を塞ぎ、快楽に逃げる事で自分達を慰めていたのだった。