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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第7章 エピローグ
 するとレッドは上目づかいにヴァイス王に尋ねた。
「どうですかぁ? ヴァイス王様ぁ、アタシのご奉仕、気持ち良いですかぁ?」
 刹那の時が流れる間も仲間達の喘ぎ声が木霊した。
 やがてヴァイス王は目を細めながら重たい口を開いた。
「まだまだ甘い、その程度で余の心を満たせると思うな」
「ああっ、も、申し訳ありません」
 レッドは首を引っ込めて涙目になると深々と頭を下げた。
「全身全霊をもって奉仕せよ、でなければお前を次元のはざまに放り出すぞ、お前の代わりなどいくらでもいるのだからな」
「は、はい、ただいま!」
 頭上で犯している少女達を見上げるとレッドは怯えた様子で申し訳なさそうに頭を深く下げた。
 表に放り出されれば死ぬまで次元の海を彷徨うか、運が良ければどこかの次元に飛ばされるしかない。
 だが今のレッドが恐れる事は死ぬ事よりも二度とヴァイス王とのSEⅩが出来なくなると言う事だけだった。

 レッドは自分のレオタードの股布をずらすとヴァイス王の剛根の上にまたがった。
「あがあああぁぁああぁ―――っ!」
 ズッポリとはまるヴァイス王のペニスの衝撃が一気に全身を駆け巡って背筋を大きく仰け反らせる、しかし身ごもっている為に全てを受け入れる事が出来なかった。
 だがレッドはお構いなしに腰を上下させてガバガバになった膣口に力を入れてヴァイス王の男根の相手をした。
「あああっ! 当たってりゅ、当たってりゅうぅッ! ヴァイス王様のおチ〇ポ、アタシの赤ちゃんの頭にあたってりゅよぉぉ―――ッ!」
 レッドは身体と頭をガクガクと動かしながら悦に酔いしれる。
「待っててねぇ、今ミルクあげるからねぇ……お父様の精液ミルク、たくさん出してもらうからね」
 レッドは自分の身体の中に宿る新たなる命を右手でさすりながら目を細めてほほ笑んだ。
 その瞳には年早くして目覚めた母性愛が込められていた。
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