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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第3章 一緒にお風呂!!
姉貴の白い手が、カチャカチャと音を立てながらベルトを緩め、ファスナーを下ろし、スラックスと下着に同時に手をかける。
その仕草を見ているだけで、俺は無意識の内に期待を膨らませていた。
そして全裸になる俺。ただ服を着ていないというだけで、こんなにも心もとなくなってしまうとは。
「それじゃ、次はお前の番だ」
姉貴はそう言いながら、俺を正面に向くように促した。指示通りに、俺は姉貴に向き直る。
姉貴は相変わらずミントグリーンの下着を着けている。
「ほら、ブラジャー。お前が外せ。外し方くらいは分かるよな?」
今日は何度、姉貴に驚かされればいいのか。しかしここまで来た以上、据え膳食わぬはなんとやら、俺はどぎまぎしながら姉貴の背に手を回した。
そして黒髪の下のミントグリーンのラインをなぞり、金具を探した。
そうしていると、徐々に俺の体に姉貴の肌が密着しはじめる。
そしてその興奮を隠しながら、俺の手が小さな金具に触れる。……意外と外すの、難しい。
少し手間取りながらも、なんとかホックを外し、姉貴の腕を通して肩紐を外す。
露になる薄桃色。自然と生唾を飲み込む俺。
「どうした? 次は下だ」
「……分かってるよ」
俺はショーツに手をかけると、一気に引き下ろした。
ショーツが足首まで到達すると、姉貴は足を上げ、それを取り払うのを手伝った。
姉貴の白い躯を守るものが、一切なくなった。俺は自然とその胸に手を伸ばす。
けれど姉貴の躯は、その指を避けるように、翻った。
「何をしている? 風呂に入るんだろ?」
姉貴の躯は、風呂場の扉を潜ろうとしている。
あぁ、そういえば風呂に入るんだったな。すっかり忘れてしまっていた。

姉貴はひとしきりシャワーの湯を浴びると、シャワーヘッドを俺に渡した。
続いて俺も湯を浴びる。熱いくらいのお湯が、心地いい。
その最中、姉貴が掌にボディーソープを出し、手の上で泡立て始めた。
「え!? ちょっと……!!」
突如姉貴がその泡で、俺の躯を洗い始めたのだ。
「二人で風呂に入るって、つまりはこういうことだろう?」
「いや知らねぇよ! てか、タオルを使えよ!」
「体はタオルで擦るより、掌で擦る方が肌に優しいんだと」
そう言いながら、姉貴は掌で俺の肩を、腕を、擦る。
そしてその掌が、俺の胸や腹に差しかかる。
綺麗な指が脇腹を這い、胸板をまさぐり、背骨を伝う。
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