この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第1章 始まりのバスタオル!!
俺の姉貴、矢作スミレは昔から飄々としながらも、俺をからかうことに余念がない。
その上細かいことは気にしない質なのか唯我独尊なのか……俺は姉貴からの仕打ちには頭を痛めている。
しかし五歳差というハンデは、それを覆すにはあまりに大きな壁なのである。
俺が高校に上がった頃からだろうか。最近じゃこの通り、俺がいるにも関わらず平気で裸同然に過ごしている。
曰く『裸の方が過ごしやすい』というのが理由だそうだが、俺は『弟をからかうため』か『細かいことを気にしていないだけ』かその両方であると睨んでいる。


「それで、学年が上がって一月経ったわけだけど、変わったことはあった?」
夕食時、姉貴が味噌汁を飲み下しつつ訊ねてきた。
「別に……まぁ新しい担任が厳しいかな」
俺は箸でホタルイカをつまみ上げながら答えた。
今日の夕飯はホタルイカとモヤシを適当に炒めたものだ。
割りと美味しくできた。
「そうか。お前がそう言うなら心配ないだろう」
「心配って……俺はもう高二だぞ? 心配される筋合いはねぇよ」
俺は不満を顕にしながら白米を掻き込んだ。
しかし姉貴はそんな俺を、笑うばかりだ。
「姉というものは、いくつになっても弟を心配するもんさ。お前なんて特に、ほんの最近まで私に甘えてきたり、私と一緒にお風呂に入りたいと駄々を捏ねていたじゃ……」
「それは『最近』じゃねぇ!! 何年前の話だ!!」
俺は箸を握り締めたまま、思わず姉貴に怒鳴ってしまった。
そんな俺を、姉貴はやっぱり笑うだけだ。

「そうだよな……もう高校二年生なんだよなぁ……」
ふと、姉貴が感慨深げに呟いた。
いつになく真剣な姉貴に俺は思わず箸を止め、姉貴を見上げた。
「……どうだ? 彼女でもできたか? できたら是非紹介してくれ。なんなら、彼女じゃなくて『彼氏』でもいいぞ!!」
しかし次に続いた言葉を聞いて、俺は箸を進めた。
姉貴の冗談に付き合っていたら、時間がいくらあっても足りない。
適当なところで切り上げるのが吉なのだ。
俺が無反応を決め込むと、姉貴も肩を竦めて静かに食事をしはじめた。

この家にいるのは、俺と姉貴の二人きり。
二人の過ごすこの空間は、ゆっくりと時を進めるのだった。
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ