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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第6章 金髪美女の誘惑!!
姉貴の答えも、至って短いものであった。
俺は自室に戻る姉貴を横目に見ながら、封筒を手に取った。
便箋はご丁寧にも、再び封筒の中に仕舞われている。
その封筒は、エアメールのようである。
俺は封筒の宛名を読んだ。
送り主は……。
(父さんと母さん? なんだよいきなり改まって……)
手紙は仕事で海外に行っている、父さんと母さんからのものであった。
二人は一年のほとんどを海外で過ごしており、日本にいる期間も家に帰ってくることは稀である。
それ故に電子メールのやり取りは頻繁にやりあっているのだが、紙の手紙を貰ったのはだいぶ久しい。
俺は手紙を読み上げた。

『スミレ&隆一へ
元気にしていますか。
ご飯はちゃんと食べていますか。
成績の方はあまり心配していませんが、あまり低すぎるのはよくないので予習復習くらいはやっていてほしいと思っています。
如何でしょうか。
突然手紙など送ってみましたが、驚きましたか?
この手紙を読むあなた方は、どんな顔をしているでしょうか。
見てみたい気もします。
もしも急に改まって手紙を送ってきたせいで、悪い方に考えが及んでしまったならその心配は無用です。
どちらかと言えば良い話ですから。
さて来る8月某日、東京国際コンベンションセンターというところで、『Fairy Tale Wedding Collection In Tokyo』というイベントがあります。
簡単に言うと、ウェディングドレスのファッションショーです。
今度そのイベントで、お父さんがデザインを手がけたウェディングドレスが発表されます。
そのためこの夏私達は、日本へ戻ることになりました。
家族でお盆を過ごすのはいつぶりだったかしら。
とはいえ、そちらでもイベントの準備などであまりのんびりできないのよね。
申し訳ないわ。
お母さんとお父さんがお家に帰るまでには、ちゃんとお家や身の回りの体裁を整えておきなさいね。
二人のことですから心配はないと思いますが、やっぱり親がいないとついつい怠けたりだらけたりするのが子供ですから。
お片付けや家事を怠ったりなどして、私達に叱られるのはあなたたちだって嫌でしょう?
よろしくお願いいたします。
それでは私達が帰るまで、もうしばらくお待ちなさい。
そうそう、肝心の帰る日付を書き漏らしてしまいました。
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