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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第6章 金髪美女の誘惑!!
「マ、マリアーナ……!?」
俺は驚きのあまり、裏返った声を出してしまった。
そんな俺をよそに、マリアーナは俺を後ろから抱きすくめるように、タンスに手を伸ばした。
「ほら、とっても似合いマス! これにしショウ?」
マリアーナは俺の体に、抱きすくめるような体勢のまま、そのシャツを当てた。
香水の匂いと耳元で囁かれる声が、俺のナニかを刺激する。
「わ、分かった! 分かったから! 今着替えるからさ!! ちょっと外で待っててよ!!」
俺はマリアーナ腕を極力優しくほどくと、肩を押して部屋から出るように促した。
マリアーナの体が部屋から出るのと同時、俺は扉を思いっきり閉めた。
「……ウブな子」
マリアーナの呟き。
しかしその声は、俺の元へは届くことはなかった。

マリアーナはその後、肩を竦めるとリビングの方へ向かった。
「……どういうつもり?」
リビングにいた人物の声を、マリアーナは立ち止まって見据えた。
「どうもこうも、せっかくなら服を選ぶのを手伝おうとしたんデスよ」
「……そう」
スミレはそれだけ答えると、ソファーに腰をかけた。
マリアーナもその斜め前に座る。
二人の間に通る空気を知る者は、彼女達を於いて他にはいなかった。

「それで、どこに行こうか……?」
それにしても……である。
一緒に遊ぶとなるとどんな場所がいいのだろうか。
俺はマリアーナが選んでくれたシャツを着てリビングへ戻ると、マリアーナに訊ねた。
やっぱり日本を観光するとなると、寺や神社を回るべきなのだろうか?
あまりピンとこないから、やっぱり本人に訊くのが一番だろう。
マリアーナは少し考えた後、ゆっくりと答えた。
「やっぱり日本のファッションは抑えておきたいデスね~。それから……水族館にも行きたいデス」
「水族館?」
俺は意外すぎる場所に首を傾げた。
「そんなところでいいの?」
「はい! 私、海が好きなんデス! だから色々な国の水族館に行きたいんデス」
「そっか。そういうことなら……」
俺は都内の商業施設を提案した。
観光地にもなっている場所で、もちろん水族館もある。
マリアーナに説明したところ、瞳を輝かせて喜んでくれた。
俺達はさっそく荷物をまとめると、その場所へ向かった。

そして今、俺達は電車に揺れている。
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