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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第6章 金髪美女の誘惑!!
どこかで遊ぶ、といってもせいぜいファーストフード店を陣取って、ゲームをしたりダベったりするくらいなのであるが。
しかしまぁ、随分と久々である。
その程度のことでも、幾分かリフレッシュできるものなんだよな。
俺は紙コップの氷を融かそうと掌で温めながら、会話に聞き耳を立てたり、バカ騒ぎをして店員から注意を受けたりした。
そのため日が暮れるまでに流れた時間は、本当に短いものであった。
俺達はその騒ぎにも似た交流の余韻を引きずりながら、それぞれの家路に着いた。

「ただいまー」
俺は日がすっかり落ちた頃、いつもと同じように家の玄関を開いた。
そして自室に荷物を置くと、そのままベッドにゴロリと身を投げ出した。
仰向けになり、大きく息を吐く。
なんか、今になって疲れが出てきたような気がする。
今日の分だけじゃなくて、昨日の分も。
その時、俺の部屋の扉が開かれる音を聞いた。
なんだ? と思った俺ではあるが、そこに立っていた人物を視認した瞬間、俺は頭が燃え上がるような感覚
覚えた。
「あ、姉貴……!? 何だよ、その格好!!」
姉貴は、あられもない姿でそこに立っていた。
白のベビードール……であるが、透けていない場所の面積は大分少ない。
胸の部分はほとんど乳首しか隠れていないほどで、姉貴の大きな膨らみを守る役割などしていない。
下半身の布も同様に大切な場所をかろうじて隠しているほどである。
「買ったんだけど、どう思う?」
姉貴はいつもの笑顔であった。
それだけに、余計にこの状況を理解できない。
呆気に取られる俺を余所に、姉貴はベッドに寝っころがる俺の上に跨がった。
「お、おい……これ、どういう……」
俺は我に帰り、ようやと声を出せるようになった。
姉貴はそんなことに構わず、俺のシャツを捲り上げた。
「お前、こういうのが好きなんだな」
「……え?」
姉貴の言葉が意味するものを理解できたのは、それからさらに少しばかり時間を要した。
「ま、さか、昨日の、見て……」
俺は羞恥の熱で頬が赤くなるのを感じた。
俺を見下ろす姉貴はしかし、そんな俺を見下ろしていたずらっ子のように笑うばかりだ。
「そう、確か……」
姉貴は俺の手首を取ると、自身のたわわな膨らみに押し当てた。
「こうしてたよね?」
何度か感じたけれど、それでも俺を興奮させるその柔らかい感触。
ベール越しでも、俺を充分に魅了する。
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